AORの名盤50選|AORとは?定番から隠れた名作までオススメを徹底紹介
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AORは、1970年代後半から1980年代にかけて人気を集めた、洗練されたロックやポップスを語るうえで欠かせない音楽ジャンルです。美しいメロディや心地よいグルーヴ、緻密なアレンジを特徴とし、ウエストコースト・サウンドやソウル、R&B、ジャズ、フュージョンなど、さまざまな音楽の影響が感じられます。
AORとひと口にいっても、その魅力は一様ではありません。誰もが知る定番の名盤から、AORのルーツにあたるプレAOR、ソウルフルな歌声が印象的なブルー・アイド・ソウル、爽やかなウエストコースト・サウンド、都会的なアーバン・ソウル、リゾート感あふれるオセアニア・グルーヴ、そしてジャズやフュージョンと結びついた作品まで、実に多彩な音楽が広がっています。
この記事では、AORを楽しむうえで聴いておきたい名盤50枚をサブジャンルごとに紹介します。
また、後半では「AOR」の意味や歴史を解説し、最後は「ドライブで聴きたいAOR」など、シチュエーションごとにおすすめしたいアルバムを紹介していきます。
AORの名盤50選
私的に選んだ50選なので多少は他のディスクガイドと違いはあるかもしれませんが、世間的評価もしっかりと把握した上で外せない名盤たちを選びました。
様々なタイプに分けてセクションごとにご紹介。後半には自分のセレクト以外の、他のスタッフおすすめ盤も紹介してますよ。
AORをこれから聴いてみたい方はもちろん、すでに親しんでいる方も、新たなお気に入りの一枚を見つけるきっかけにしてみてください。
① 私が選ぶAORの定番20選
まずはこれから、絶対外せないAORの鉄板名盤を20タイトルご紹介。入門編にももちろんですが、迷われたらこちらをどうぞ。
1. Bobby Caldwell『Bobby Caldwell (邦題:イブニング・スキャンダル)』(1978)

都会的 ソウル ボーカル
AORを語るうえで欠かせない代表作のひとつが、ボビー・コールドウェルのデビュー・アルバムです。夕暮れのシルエットを描いたジャケットそのままに、黄昏時のメロウな空気を封じ込めた1枚。当時白人シンガーと明かされず話題を呼んだほど、しなやかでソウルフルな歌声が際立ちます。「What You Won’t Do for Love」を筆頭に、洗練されたホーン・アレンジとタイトなリズム隊が織りなすグルーヴは絶品。都会的な洗練と切ない哀愁が同居しており、ジャンル全体の美学を凝縮したような風格を放ち続けています。
こんな人におすすめ: AORの定番から聴きたい人、ソウルやR&Bが好きな人、歌声をじっくり楽しみたい人。
2. Boz Scaggs『Silk Degrees』(1976)

都会的 ソウル ドライブ
ボズ・スキャッグスの『Silk Degrees』は、AORの代表作としてまず名前が挙がる名盤。R&B由来のコクがあるヴォーカルと、西海岸屈指のスタジオ・ミュージシャンによる緻密なアンサンブルが見事に融合した作品。後にTOTOを結成するジェフ・ポーカロやデヴィッド・ペイチらが参加し、ディスコからバラードまで隙のないサウンドを構築しています。都会の夜を疾走するドラムブレイキンな「Lowdown」のファンキーなビートから、胸を締めつける「We’re All Alone」の優美な旋律まで、聴く者を最後まで飽きさせない構成力が見事。
こんな人におすすめ: まずAORの定番を聴きたい人、爽やかなサウンドが好きな人、ドライブで聴きたい人。
3. Christopher Cross『Christopher Cross (邦題:南からきた男)』(1979)

爽やか 夏 ボーカル
クリストファー・クロスのデビュー・アルバムは、これぞAORな爽やかなサウンドを楽しめます。涼やかなハイトーン・ヴォイスと澄み切ったアコースティック・ギターの響きが、どこまでも爽快な風を運んでくる。「Sailing」に代表される浮遊感に満ちたメロディは、喧騒を離れてリゾートへと誘うような心地よさ。柔らかな質感の裏で、ラリー・カールトンら百戦錬磨のプレイヤー陣が支える演奏は驚くほどソリッド。グラミー賞を総なめにしたのも納得の、どこを切り取っても緻密で美しいポップスが並びます。
こんな人におすすめ: 爽やかなAORが好きな人、夏や海に似合う音楽を探している人、美しいメロディが好きな人。
・AOR大好きスタッフGUSSANのレビューも是非↓
4. Ned Doheny『Hard Candy』(1976)

都会的 ジャズ 高音質
ネッド・ドヒニーの本作は、カリフォルニアのからりと乾いた陽光と漆黒のファンクネスが奇跡的なバランスで溶け合ったブリージン・シティ・ソウル。スティーヴ・クロッパーのタイトなプロデュースのもと、切れ味鋭いカッティング・ギターとしなやかなハイトーンが炸裂。メロウ・グルーヴ「Get It Up For Love」や、ハイスピード・ファンク「On The Swingshift」など、どの曲もメロディのフックが抜群。西海岸の抜けの良い空気感を持ちながら、驚くほど黒いグルーヴを宿しています。
こんな人におすすめ: ウエストコースト・サウンドが好きな人、メロウで洗練されたAORを楽しみたい人
5. Steely Dan『Aja (邦題:彩)』(1977)

都会的 ジャズ 高音質
これはAORか?AORじゃないか?の論争が絶えない、つまり誰も理解できないスティーリー・ダン 孤高の名盤。完璧主義を極めたドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーが、超一流セッションマンを贅沢に起用して磨き上げ、ジャズの高度なコード進行とロックのビートを極限の精度で融合。技巧師 ウェイン・ショーターとスティーヴ・ガッドの鬼気迫るインタープレイなど、知性と緊張感が同居した圧倒的な美しさを誇る。一切の無駄を削ぎ落とした音響空間を作り上げ、まさに完璧はないけど完璧を作り上げた凄まじい完成度。
こんな人におすすめ: 都会的で知的なAORが好きな人、ジャズやフュージョンが好きな人。
6. Donald Fagen『The Nightfly』(1982)

都会的 夜 高音質
1950年代末から60年代初頭のアメリカへの郷愁を、極めて精緻なデジタル録音で具現化したドナルド・フェイゲンのソロ作。深夜放送のDJをモチーフにした表題曲や「I.G.Y.」など、キャッチーでありながら一筋縄ではいかない緻密なアレンジが耳を奪う。冷徹なまでに研ぎ澄まされたビートの上で、温かみのあるメロディとウィットに富んだ歌詞が軽やかに躍動。親バンドのスティーリー・ダン同様の隙のなさも参るが、80年代初頭のスタジオ・ワークの極致として色褪せることのない輝きを保っている。
こんな人におすすめ: 都会的なAORが好きな人、夜に音楽を聴きたい人、サウンド・プロダクションにも注目したい人。
7. Michael Franks『Sleeping Gypsy』(1977)

メロウ ジャズ 都会的 夜
マイケル・フランクスの気だるげで囁くようなウィスパー・ヴォイスと、ブラジル音楽の軽やかなエッセンスが心地よく調和したジャジー・メロウを代表する作品。クラウス・オガーマンによる流麗なストリングスと、ジョー・サンプルらクルセイダーズ勢による洒脱なバッキングが優雅なひとときを演出。「The Lady Wants to Know」の甘美な哀愁や、「Antonio’s Song」に宿るボサノヴァの郷愁など、文学的で色気のあるリラクゼーションが広がります。
こんな人におすすめ: 夜にゆっくり音楽を聴きたい人、ジャズやボサノヴァが好きな人。
8. Stephen Bishop『Careless』(1976)

シンガー・ソングライター メロウ 爽やか
温かくもナイーブな歌声と、胸を締めつける美しいメロディセンスが光るシンガー・ソングライター スティーヴン・ビショップの1st。サニー・ビート「Save It for a Rainy Day」やウォーミー・メロウネス「On and On」といったナンバーなど、哀愁を帯びたアコースティックの響きと洗練されたポップ・センスが同居。豪華なゲストが参加しつつも、主役の純朴で切ないキャラクターが際立つ、雨の日に静かに寄り添ってくれるような作品。曲構成のバランスも見事で、フォーキー・メロウ、決めの1枚。
こんな人におすすめ: 爽やかなAORが好きな人、シンガー・ソングライター系が好きな人、メロウで心地よい音楽を楽しみたい人。
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9. J.D. Souther『You’re Only Lonely』(1979)

メロウ ウエストコースト バラード
イーグルス周辺の重要人物として西海岸カントリー・ロックを牽引してきたJ.D.サウザーが、都会的なポップスへと鮮やかに舵を切った一枚。ロイ・オービソンへのオマージュが香る表題曲の切ないファルセットは、一度聴いたら忘れられない魅力を放つ。ウェストコースト特有の土っぽさを適度に残しつつ、洗練されたコーラス・ワークと哀愁に満ちたメロディでコーティング。男の孤独や黄昏をスマートに描き出した風情ある内容です。
こんな人におすすめ: ウエストコースト系のAORが好きな人、柔らかな歌声を楽しみたい人、落ち着いたバラードが好きな人。
10. Rupert Holmes『Partners in Crime』(1979)

都会的 ポップ メロディ
劇作家としても非凡な才能を持つルパート・ホームズが、ウィットに富んだストーリーテリングを軽快なポップ・ミュージックに昇華させた代表作。全米1位を獲得した「Escape (The Piña Colada Song)」をはじめ、短編小説を読んでいるかのような巧みな情景描写とフックの強いメロディが満載です。都会の人間模様を皮肉とユーモアを交えてスケッチし、キャッチーなアレンジで軽妙に聴かせる、職人芸が光るエンターテインメント作。
こんな人におすすめ: メロディの良いポップスが好きな人、都会的なサウンドを楽しみたい人、70年代末のAORを聴きたい人。
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11. Airplay『Airplay (邦題:ロマンティック)』(1980)

ウエストコースト スタジオ・ミュージシャン 爽やか
デイヴィッド・フォスターとジェイ・グレイドンという、黄金期のサウンドを決定づけた二大巨頭による最強のAORユニット エアプレイ。歪みを効かせた鋭利なロック・ギターと、キラキラと華やかなキーボード、緻密に積み上げられたコーラスが見事に融合。バラード人気曲「Nothin’ You Can Do About It」と疾走感あふれる「Stranded」から、名曲「After the Love Has Gone」のセルフ・カヴァーまで、緻密に計算されたハイエナジーな音作りに圧倒されます。
こんな人におすすめ: 爽やかなAORが好きな人、ウエストコースト・サウンドが好きな人。
12. Bill LaBounty『Bill LaBounty (邦題:サンシャイン・メモリー) 』(1982)

メロウ ウエストコースト ドライブ
ビル・ラバウンティのセルフタイトル作品は、少ししゃがれた歌声と、都会の路地裏を感じさせるほろ苦いグルーヴが絶妙な調和を見せる一枚。ラス・タイトルマンがプロデュースを手掛け、スティーヴ・ガッドやチャック・レイニーら名手が繰り出すリズムは、しなやかで抜群の心地よさを誇ります。「Livin’ It Up」をはじめ、哀愁を含んだポップ・センスとソウルフルなフィーリングが交差する、夜の静寂やドライブに深く馴染む大人のためのサウンドです。
こんな人におすすめ: メロウなAORが好きな人、爽やかなドライブ向けの音楽を探している人、洗練された演奏を楽しみたい人。
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13. The Doobie Brothers『Minute by Minute』(1978)

バンド ソウル ドライブ
豪快なサザン・ロックから、マイケル・マクドナルドの加入によって洗練された都会派バンドへと劇的な進化を遂げたドゥービー・ブラザーズの眩しいシティ・ソウル・アルバム。「What a Fool Believes」の跳ねるようなシンセ・リフと独特のシンコペーションは、シーンの音像を一変させるほどの衝撃を与えました。重厚なコーラスとスモーキーな歌声、ファンキーかつタイトなアンサンブルが隙間なく噛み合った、サンシャイン・ソウルともいえるエポックメイキングな痛快作。
こんな人におすすめ: バンド・サウンドが好きな人、ロックとソウルの両方を楽しみたい人。
14. Michael McDonald『If That’s What It Takes (邦題:思慕 ワン・ウェイ・ハート)』(1982)

ソウル ボーカル 夜
ドゥービー・ブラザーズ解散後、自身のトレードマークであるハスキーなバリトン・ヴォイスを全面に押し出したマイケル・マクドナルド 初のソロ作。ヒット曲「I Keep Forgettin’」で見られるジェフ・ポーカロの端正な16ビートと、情感豊かに唸るヴォーカルの絡み合いは鳥肌ものです。スティーヴ・ルカサーら手練れのプレイヤーが参加し、重厚なソウル・フィーリングと都会的なポップネスを高次元で昇華させた仕上がり。無駄のない1枚。
こんな人におすすめ: ソウルフルなボーカルが好きな人、夜に落ち着いた音楽を聴きたい人。
15. Chicago『Chicago 16 (邦題:ラヴ・ミー・トゥモロウ)』(1982)

都会的 バラード 華やか
ブラス・ロックとしての長いキャリアを経て、プロデューサーのデイヴィッド・フォスターを迎えて劇的な復活を遂げたシカゴのAORアルバム。絶品バラード「Hard to Say I’m Sorry (素直になれなくて)」に象徴されるように、ビル・チャンプリンの加入による分厚いボーカルと美麗なストリングスがバンドに新たな命を吹き込みました。ホーン・セクションを適度なアクセントに留め、80年代型の煌びやかなバラード路線を切り拓いた転換点です。
こんな人におすすめ: 80年代のAORが好きな人、華やかなアレンジを楽しみたい人、メロディの美しいロックが好きな人。
16. TOTO『Toto IV (邦題:聖なる剣)』(1982)

AOR定番 高音質 ドライブ
トップ・セッション・ミュージシャン集団としての技量と、大衆を惹きつけるポップ・センスが完璧な結実を見せたTOTOの代表作。「Rosanna」で聴けるジェフ・ポーカロの代名詞的ハーフタイム・シャッフルや、「Africa」の幻想的かつ重厚なポリリズムなど、演奏のクオリティは圧倒的。ハード・ロックのダイナミズムから繊細なバラードまで、あらゆるジャンルを飲み込んで独自の洗練へと昇華した80年代初頭ロックを代表する1枚。
こんな人におすすめ: AORの定番を押さえたい人、演奏力の高いバンドが好きな人、ドライブで聴く音楽を探している人。
17. Gino Vannelli『Brother to Brother』(1978)

都会的 ジャズ ボーカル
カナダ出身の情熱派シンガー ジノ・ヴァネリが、超絶技巧のジャズ・フュージョンとドラマティックなポップスを衝突させたエネルギッシュなアルバム。「I Just Wanna Stop」のメロウで切ない美しさはもちろん、タイトル曲などで聴ける変拍子を交えたハイエナジーでアグレッシブな演奏には息を呑みます。分厚いシンセ・オーケストレーションと、ジノの圧倒的な声量と表現力が生み出すダイナミズムは、他の追随を許さないワン&オンリーのセンスと熱量を放っている。
こんな人におすすめ: 歌唱力の高いボーカルが好きな人、ジャズやファンクも好きな人。
18. Robbie Dupree『Robbie Dupree』(1980)

ウエストコースト 夏 海
ニューヨーク出身でありながら、からりと晴れ渡ったカリフォルニアの風を感じさせる軽快なサウンドが魅力のデビュー作。「Steal Away」の心地よいシャッフル・ビートや、「Hot Rod Hearts」の爽快なドライヴ感など、親しみやすいメロディが並びます。どこか哀愁を帯びたロビー・デュプリーの素朴なヴォーカルと、ビル・エリオットらによるタイトで洗練されたバッキングの相性が抜群で、夏の気だるい午後にぴったりの1枚。
こんな人におすすめ: 夏や海に似合うAORが好きな人、爽やかなウエストコースト・サウンドが好きな人。
19. Paul Davis『Paul Davis (邦題:パステル・メッセージ)』(1980)

メロウ シンガー・ソングライター
温かみのある歌声と、甘く哀愁を帯びたメロディが魅力のポール・デイヴィス。サザン・ポップやカントリーの土壌を持ちながら、柔らかなキーボードと優美なストリングスで都会的に装飾したスマートな作品。「Do Right」のようなメロウなバラードから軽快なミディアムまで、彼の温もりある歌声とキャッチーなソングライティングが際立つ。南部特有の豊かな情感を、80年代初頭の洗練されたポップ・プロダクションで包み込んだ、タイトル通りパステル画のように穏やかで優しい音世界が広がります。
こんな人におすすめ: 温かみのある男性ボーカルや、哀愁漂うメロディ、爽やかなソフトロックが好きな人。
20. Nick DeCaro『Italian Graffiti』(1975)

都会的 ソフトロック メロウ
これがプレAOR。これぞプレAOR。名アレンジャー/プロデューサーとして数多くのアーティストを支えたニック・デカロが、職人技の粋を集めて作り上げた『AORの先駆作』として評価されているカバー集。スティーヴィー・ワンダーやビーチ・ボーイズらの楽曲を、流麗なオーケストレーションとアコーディオンで、ソフト・ロックとメロウ・ソウルを融合。甘く囁くようなヴォーカルと、洗練を極めたアンサンブルが醸し出すノスタルジーは、時代を超えて深く胸に染みる。温かみのあるサウンド・プロダクションにも蕩けます。
こんな人におすすめ: プレAORを聴いてみたい人、ソフトロックやメロウなサウンドが好きな人、洗練されたアレンジを楽しみたい人。
② AORとリンクする ”ブルー・アイド・ソウル”
白人によるソウル・アプローチとクロスオーバーである”ブルー・アイド・ソウル”。
こちらの系統のアーティストからAORへ移行したタイプのおすすめタイトルです。
21. Michael Ruff『Once In A Lifetime』

都会的 ソウル メロウ
チャカ・カーンやデヴィッド・サンボーンらに楽曲提供してきた実力派ソングライターによる、隠れた輝きを放つマイケル・ラフのソロ作品。ゴスペル仕込みの力強くも繊細なハスキー・ヴォイスと、グルーヴィなエレピが心地よい空間を作り出す。ジェフ・ポーカロをはじめとする西海岸の手練れたちが参加し、タイトなリズムと温かなソウル・フィーリングが素敵。飾り気のない人間味と洗練された都会感覚が深く心に響くアルバムです。
こんな人におすすめ: ソウルフルなAORが好きな人、メロウで都会的なサウンドを楽しみたい人
・AOR大好きスタッフGUSSANのレビューも是非↓
22. Brian Elliot『Brian Elliot』(1978)

ウエストコースト 爽やか メロディ
後にマドンナの「Papa Don’t Preach」を手掛ける奇才が残した、西海岸の青空が広がるようなシンガー・ソングライター、ブライアン・エリオットの唯一作。軽快なアコースティック・スウィングと人懐っこく爽やかなメロディが魅力で、「Let’s Just Live Together」などのポップなナンバーが光ります。適度にファンキーなリズム隊と洒脱なホーンが彩りを添え、素朴なポップスと洗練されたソウル感覚が絶妙なバランスで結実した隠れた良盤。意外に曲のレベル高いです。
こんな人におすすめ: ウエストコースト系AORが好きな人、メロウで軽快なサウンドを楽しみたい人
23. Average White Band『Shine』(1980)

ブルー・アイド・ソウル ファンク グルーヴ
スコットランド出身の白人ファンク・バンド アベレイジ・ホワイト・バンドが、デイヴィッド・フォスターをプロデューサーに迎えて放った都会派サウンドの到達点。「Let’s Go Round Again」に代表される華やかなディスコ・ブギーとメロウなナンバーとのコントラスト。緻密に構築されたストリングスやシンセの融合が光る。本来持つ強靭なブラック・フィーリングを損なうことなく、極限まで磨き上げられた80年代初頭の煌びやかなグルーヴが全編を駆け抜けます。
こんな人におすすめ: ブルー・アイド・ソウルが好きな人、ファンキーなAORを楽しみたい人、リズムの心地よい音楽を探している人。
・AOR大好きスタッフGUSSANのレビューも是非↓
③ ”シンガー・ソング・ライター” からAORへ
フォーク主体だったシンガーソングライターも時代に合わせて洗練されたAORへシフト。
24. James Taylor『Dad Loves His Work』(1981)

シンガー・ソングライター メロウ アコースティック
70年代シンガー・ソングライターの主役の一人、ジェイムス・テイラーが、ピーター・アッシャーのプロデュースのもとで80年代の洗練された音像へと歩み寄ったAOR路線作品。J.D.サウザーとの息の合ったデュエット「Her Town Too」など、メロウで陰影に富んだ楽曲が並びます。アコースティックな温もりを基盤にしつつ、タイトなドラムとスマートなエレピが都会的な哀愁を演出。内省的な深みと心地よいグルーヴが無理なく調和した、ベテランの格を魅せる流石のクオリティ。
こんな人におすすめ: シンガー・ソングライター系の音楽が好きな人、柔らかなボーカルを楽しみたい人、落ち着いたAORを探している人。
25. Bill Hughes『Dream Master』(1979)

メロウ シンガー・ソングライター 隠れた名盤
哀愁を帯びたハイトーン・ヴォイスと、映画のワンシーンのようにドラマティックなメロディが胸を打つシンガー・ソングライター、ビル・フューズ。ヘンリー・レヴィーが手掛けた流麗なオーケストレーションと、西海岸の一流ミュージシャンによる端正なバッキングが世界観を支えています。後に日本でもCMソングとして親しまれたタイトルトラックをはじめ、心地よいハーモニー・ポップスとどこか切なくノスタルジックな美しさが全編を満たしている。
こんな人におすすめ: ソフト・ロックが好きな人、シンガー・ソングライター作品を掘り下げたい人、知る人ぞ知るAORを探している人。
・AOR大好きスタッフGUSSANのレビューも是非↓
26. Marcus Joseph『Things I Meant to Say』(1978)

メロウ ソフト・ロック 隠れた名盤
英国出身のシンガー・ソングライターが、ロサンゼルスのトップ・ミュージシャンたちをバックに従えて制作したマーカス・ジョセフのメロウ・アルバム。ボブ・グラウブやマイケル・オマーティアンらが参加し、英国特有の少し曇りがちな叙情性と西海岸のクリアなサウンドが見事に溶け合っている。繊細なピアノの弾き語りから軽快にステップを踏むミディアム・ナンバーまで、ジェントルな歌声が静かに心を満たしてくれます。
こんな人におすすめ: メロディ重視で音楽を聴く人、ソフト・ロックが好きな人、隠れたAORの名盤を探している人。
・AOR大好きスタッフGUSSANのレビューも是非↓
④ 爽やかな風 ”ウェストコースト&メインストリーム”
イーグルスを筆頭とする爽やかなハーモニー・ロック “ウェストコースト・ロック” からもAORへアプローチ。
27. Player『Player』(1977)

爽やか 夏 ドライブ
ピーター・ベケットを中心とするバンド、プレイヤーが放った、ロックのダイナミズムと甘美なポップ・センスが同居するデビュー作。全米1位に輝いた「Baby Come Back」の切ないリフレインと浮遊感あるエレピの音色はまさに黄金期の象徴。白人バンドらしいソリッドなギター・リフを効かせつつ、洗練されたコーラスとメロウなリズム隊でスマートに聴かせる手腕は鮮やか。西海岸の爽快感と哀愁がぎっしり詰まっています。
こんな人におすすめ: 爽やかで聴きやすいAORが好きな人、夏やドライブに合う音楽を探している人。
・AOR大好きスタッフGUSSANのレビューも是非↓
28. Tony Sciuto『Island Nights』(1980)

リゾート 爽やか ウエストコースト
タイトルが示す通り、夜の帳が下りたアイランド・リゾートへと誘うような、爽快感とロマンティシズムに満ちたトニー・シュート。軽快なピアノのリフとクリアなギターのカッティングが印象的な表題曲をはじめ、アップテンポからバラードまでキャッチーなフックが満載です。都会の喧騒を離れて海風を感じながら聴きたくなるような開放感があり、親しみやすいメロディラインとタイトな演奏が心地よいドライヴ・ミュージック。
こんな人におすすめ: 爽やかなAORが好きな人、リゾート感のある音楽を探している人。
29. Frankie Bleu『Who’s Foolin’ Who』(1981)

都会的 ソウル 隠れた名盤
西海岸の爽快な風をそのまま閉じ込めたような、抜けの良いヴォーカルと軽快なアレンジが魅力のフランキー・ブルーのソロ作。アーニー・ワッツの華麗なサックスや洗練されたリズム隊が、親しみやすいポップ・メロディを洒脱にバックアップしています。タイトル曲の弾けるようなビートから黄昏時のバラードまで、80年代初頭のメインストリームが持っていた華やかで心地よい空気をストレートに伝えてくれる爽快なライト・メロウ作。
こんな人におすすめ: メロウなAORが好きな人、ウエストコースト系の爽やかなサウンドを楽しみたい人
⑤ 都会的に煌めく ”アーバン・ソウル”
洗練されたゴージャスで煌びやかなソウル・フィーリングに酔いしれましょう。
30. Leon Ware『Leon Ware』(1972)

ソウル メロウ アーバン
マーヴィン・ゲイの諸作を手掛け、メロウ・ソウルの頂点を極めた鬼才リオン・ウェアによる記念すべきソロ第1作。後の官能的な作風の原型とも言える、しなやかなグルーヴと甘美なストリングスのアレンジが随所に散りばめられている。洗練されたジャズやポップスの語法を巧みに取り入れ、独自の洒脱な世界観を構築。都会の夜の匂いを感じさせる浮遊感のあるメロウネスに脱力必至。艶やかなアーバン・サウンドの源流です。
こんな人におすすめ: メロウなソウルが好きな人、アーバン・ソウルに興味がある人、AORにつながる音楽のルーツを探りたい人。
・AOR大好きスタッフGUSSANのレビューも是非↓
31. Finis Henderson『Finis (邦題:真夏の蜃気楼) 』(1983)

アーバン メロウ 爽やか
モータウンの役員を父に持つシンガーフェニス・ヘンダーソンが、アル・マッケイのプロデュースを得て発表した都会派ブラック・コンテンポラリーの逸品。「Skip to My Lou」の弾けるようなダンサブル・グルーヴから蕩けるような甘いスロウまで華麗なヴォーカルが魅了。TOTOやアース・ウィンド&ファイアー周辺の精鋭が参加し、80年代特有のエレクトリックな煌めきとタイトなファンクネスが隙間なく敷き詰められています。もしかしたら国内盤の独自ジャケットの方が有名かもしれない。
こんな人におすすめ: 80年代のAORが好きな人、ファンキーで爽やかなサウンドを楽しみたい人
32. Randy Crawford『Secret Combination』(1981)

アーバン・ソウル ジャズ メロウ
クルセイダーズの客演で名を馳せたランディ・クロフォードが、トミー・リピューマの洒脱なプロデュースのもとで放ったアーバン・ソウルの快作。スティーヴ・ルカサーやジェフ・ポーカロら西海岸の職人たちが、彼女の包容力あるハスキーな歌声を極上のアンサンブルで包み込む。「You Might Need Somebody」の切ないグルーヴなど、ジャズとソウルの境界線を軽やかに越えた、大人の夜にふさわしい芳醇な響きに満ちています。
こんな人におすすめ: アーバン・ソウルが好きな人、表現力豊かなボーカルを楽しみたい人、ジャズの要素を含むAORを探している人。
⑥ リゾート感と哀愁に満ちた “オセアニア・グルーヴ”
オーストラリアやニュージーランドでも流行したオセアニア発のAORは、開放感のあるサウンドに、どこか切なさを感じさせるメロディが溶け合うんです。
33. Peter Allen『Bi-Coastal』(1980)

ウエストコースト 都会的 爽やか
オーストラリア出身の希代のショウマン、ピーター・アレンが、デイヴィッド・フォスターをプロデューサーに迎えて制作した都会派ポップスの華麗な結晶。ニューヨークとロサンゼルスの二大拠点を股にかける生活を描いた表題曲など、洗練と開放感が同居したナンバーが並ぶ。リチャード・ペイジらの爽快なコーラスとフォスター印の緻密なアレンジが、アレンの情熱的な歌声をモダンにドレスアップした聴き心地抜群のアルバム。
こんな人におすすめ: デヴィッド・フォスター関連作品が好きな人、ウエストコースト系のAORを楽しみたい人、爽やかなポップスを探している人。
34. Little River Band『Sleeper Catcher』(1978)

ウエストコースト バンド 爽やか
オーストラリアから世界へと羽ばたいたバンドが、圧倒的なコーラス・ワークと緻密なバンド・アンサンブルを刻み込んだリトル・リバー・バンド。スムース・メロウな名曲「Reminiscing」のノスタルジックで甘美なメロディは、あのジョン・レノンをも唸らせたほど高い完成度を誇ります。南半球特有のどこか大らかな空気感と、哀愁を帯びたアコースティックの響きが見事に調和。リゾートの夕暮れ時に波音とともに聴きたくなるような、豊かな情緒を湛えています。
こんな人におすすめ: 爽やかなAORが好きな人、ウエストコースト・サウンドが好きな人。
35. Air Supply『Lost in Love』(1980)

バラード 爽やか ハーモニー
オーストラリアが生んだ稀代のデュオ エア・サプライが、世界的な大ヒットを記録してブレイクを果たした記念すべき作品。ラッセル・ヒッチコックのどこまでも突き抜けるハイトーン・ヴォイスと、雄大なストリングスが織りなすドラマティックなバラードは圧巻。リゾートの青い海を想起させる爽快なアコースティック・サウンドと、切ない恋心を歌い上げる美しい旋律が、聴く者を圧倒的なスケール感で包み込みます。
こんな人におすすめ: 美しいバラードが好きな人、ハーモニーを楽しみたい人、ロマンティックなAORを聴きたい人。
⑦ ”フュージョン” meets AOR
ジャズ・アーティストの中でも、かなりAOR寄りのサウンドを呈示した作品をチョイス。
36. The Manhattan Transfer『Extensions』(1979)

ボーカル・ジャズ フュージョン 都会的
マンハッタン・トランスファーの『Extensions』は、ジャズ・コーラスの枠を大きく飛び越え、ジェイ・グレイドンのプロデュースによって最先端のポップ・サウンドと交差した作品。ウェザー・リポートの「Birdland」を驚異的なスキャットとボーカリーズでカバーしたテイクは圧巻のひと言です。さらにトワイライト・ゾーンのテーマを取り入れたり、フォスター調のメロウなナンバーを配したりと、超絶技巧のハーモニーと鋭利な西海岸サウンドが完璧な火花を散らしている。
こんな人におすすめ: コーラス・ワークが好きな人、ジャズやフュージョンに興味がある人、都会的で洗練されたサウンドを楽しみたい人。
・AOR大好きスタッフGUSSANのレビューも是非↓
37. Al Jarreau『Breakin’ Away』(1981)

クロスオーバー ソウル フュージョン
アル・ジャロウの『Breakin’ Away』は、唯一無二のヴォーカル・パーカッションと変幻自在のスキャットを武器に、ジェイ・グレイドンと組んでポップス路線を極めたアルバム。「We’re in This Love Together」の爽やかなナンバーやタイトル曲の躍動感あふれるビートが耳を惹きつけます。フュージョンの高度なアンサンブルを、驚くほど親しみやすく洗練されたボーカル・ミュージックへと昇華。グラミー賞2部門を獲得したのも頷ける完成度。
こんな人におすすめ: ジャズとポップスの融合が好きな人、ソウルフルなボーカルを楽しみたい人、洗練された80年代サウンドが好きな人。
38. Larsen-Feiten Band『Larsen-Feiten Band』(1980)

フュージョン 都会的 グルーヴ
ニール・ラーセンの煌びやかなオルガンと、バジー・フェイトンの切れ味鋭いカッティング・ギターが融合したスーパー・ユニット作。「Who’ll Be the Fool Tonight」の洗練されたファンキー・グルーヴをはじめ、インスト主体のフュージョンと歌モノのポップスが高い次元で溶け合っています。抜けの良い乾いた西海岸の風と、都会的なソウル・フィーリングが一体となったタイトなアンサンブルが魅力。
こんな人におすすめ: フュージョン系のAORが好きな人、ギターやキーボードの演奏に注目したい人、グルーヴ感のある音楽を探している人。
・AOR大好きスタッフGUSSANのレビューも是非↓
39. Tom Scott『Keep This Love Alive』(1991)

フュージョン サックス アーバン
LAエクスプレスを率いてフュージョン界を牽引してきた名サックス奏者 トム・スコットが90年代の幕開けに提示したアーバンでメロウな好企画。ダイアン・リーヴスをはじめとする豪華ゲスト・ヴォーカルをフィーチャーし、歌モノとインストが滑らかに交差。スコットの艶やかでエモーショナルなサックスのブロウが、洗練された現代的なグルーヴの上で心地よく響き渡る、大人の夜のドライブに最適な一枚。
こんな人におすすめ: サックスを中心とした音楽が好きな人、スムース・ジャズやフュージョンに興味がある人、AOR以降の都会的なサウンドも聴きたい人。
・AOR大好きスタッフGUSSANのレビューも是非↓
40. Lee Ritenour『Rit』(1981)

フュージョン 都会的 高音質
トップ・ジャズ・ギタリスト リー・リトナーが、エリック・タッグをリード・ヴォーカルに迎えて劇的なAORシフトを遂げた意欲作。「Is It You?」の爽快で甘美なメロディと、デイヴィッド・フォスター印の洗練されたキーボード・ワークが見事な調和を生み出しています。リトナーの正確無比でメロウなギター・ソロはもちろん、西海岸の精鋭たちが紡ぎ出すタイトなグルーヴが全編を満たす、ジャンルの垣根を軽やかに超えた、フュージョンAORを代表する1枚。
こんな人におすすめ: リー・リトナーのギターが好きな人、フュージョンとAORの両方を楽しみたい人、音の細部までじっくり聴きたい人。
AOR大好きスタッフGUSSANのレビューはこちら↓
⑧ AOR好きスタッフ “GUSSAN” オススメ 10選
当店には私の他にもAOR大好きスタッフがおりまして、このセクションはそのスタッフ”GUSSAN”が、おすすめの名盤をご紹介!(このセクションのみGUSSANのレビューとなります)
SNSの「本日のおすすめ」でも定期的にAORを紹介していますので、そちらも読んでいただけたら嬉しいです。
41. Steve Kipner『Knock the Walls Down』(1979)

AOR定番 ウエストコースト 爽やか
キプナーの唯一のソロアルバム、ノック・ザ・ウォールズ・ダウンは、そのピーター・ベケットやToto勢、ビル・チャンプリン、デヴィッド・フォスターなど豪華なメンツが参加した名アルバムです。
やはりプロデュースも担当したジェイ・クレイドンの超絶的なギターソロが2分近く続く⑩がインパクト大!
いきなりチョーキング+ライトハンドタッピングのトリッキーなフレーズで始まり、ねちっこく、時に爽快にリスナーの心を掴みつつよどみなく続いていく様は、まさに湧き出る泉。後半には8連符メインの怒涛の速弾きに雪崩れ込む。さほど音数は多くないのに、この構成力とフレージングの組み立てに口あんぐりで声も出ません。このアルバムに出会わなければAORにのめり込むことも、そしてギターを弾き始めることのなかった、私にとっては唯一無二の1枚です。
42. Bill Champlin『Runaway』(1981)

ボーカル 都会的
前作では、タキシードで着飾ったイメージ通りのアダルトなソウルフィーリング溢れる作品でしたが、今回は南カリフォルニアの陽光を浴びた爽快感に満ちた作品です。デビッド・フォスターorジェイ・グレイドン+TOTO一派というサウンドプロダクションでAOR勝利の方程式的演出。
コーラスではケニーロギンス、リチャードペイジも客演し、水をも漏らさぬ鉄壁の布陣です。やはり彼のソウルフルかつパワフルなヴォーカルは、ボズ・スキャッグスに比類する素晴らしいものです。
個人的に私はこのアルバムを生涯大切にしていくつもりです。未聴の方はぜひ!!
43. Dane Donohue『Dane Donohue』(1978)

ウエストコースト メロウ 隠れた名盤
デイン・ドナヒューの78年作。私にとってはAORの金字塔的アルバムで測り知れない程思い入れのある1枚です。まず最初にこのジャケット!古い映画のワンシーンを想起させるアートワーク。伏し目がちに煙草に火を付ける男(デイン)の後をコートをひるがえし去っていく女。2人の間に何があったのか…気になりますよね。
内容的にも文句なし!よく指摘されるようにテレンス・ボイランの77年作にイメージがかなり被ります。デインの今作もテレンス同様、イーグルス+スティーリー・ダン÷2という公式が成り立ちますが、少しジャズ・フュージョンに寄ったエキサイティングな仕掛けも施されており◎。
初めて聴いて以来ハマリ続け、底無しの魔境に陥っている私にとっては無人島行き確定の1枚!ちなみに昨年デインはなんと46年振りのアルバムを発表。コチラも要チェックです。
44. England Dan Seals『Stones』(1980)

シンガー・ソングライター メロウ ウエストコースト
イングランド・ダン・シールズ・ソロ独立後のファーストアルバムの御紹介です。ウィルソン・ブラザーズのプロデューサーでもあるカイル・レーニングが指揮を取り、コンビ最終作の流れを踏襲したAORテイスト溢れる1枚です。
個人的なイチ押しはAOR系のソングライターとしては、ランディ・グッドラムと並ぶ名コンポーザー、トム・スノウ作の⑥。ターリー・リチャーズの”ユー・マイト・ニード・サムバディ”やケニー・ロギンスの”ラヴ・ウィル・フォロー”など、この人のソングライティングは抜群!
ダンのヴォーカルもソロになっていい意味で肩の力が抜けつつ、渋みの効いた歌いっぷり。
45. Jerry Corbetta『Jerry Corbetta』(1980)

メロウ ポップ 隠れた名盤
ジェリー・コルベッタ唯一のソロ・アルバム。弾けるピアノのイントロからスタートするシティソウルのオープナー①。タイトル通りラテン・トロピカルタッチの哀愁漂うメロウ・ナンバー②ではヴィクター・フェルドマンのヴィヴラフォンソロが美味。アップテンポのファンキーなロックチューン⑤とアレッシーに提供した⑥ではジェイのハーモナイズドギターが炸裂!
キラーカットはジェイがこのコード進行を絶賛したというバラードナンバー②。そういえばどことなくキプナーの”War Games”に似ているような…。
ベリンダ・カーライルを始めとする多くのアーティストに楽曲を提供しており、ジェリーのコンポーザー,アレンジャーとしての才能は非凡なものがあるものの、知名度はさほど高くない、いわば隠れ名盤。
未聴の方に声を大にしてオススメしたい1枚。
46. Jack Wagner『Lighting Up the Night』(1985)

80年代ポップ 爽やか ボーカル
ジャックと言えば、以前御紹介の1st“オール・アイ・ニード”も名盤ですが、この2ndは個人的に1stよりも好み。1stがクリフ・マグネス&グレン・バラードの色が出たロマンティック・ハードネス的なサウンドでしたが、今回は程よくメロウネスも加味され、スケールアップ。③、⑤、⑩のバラードナンバーがウェルメイド。特に⑤はジェイ・グレイドン、デヴィッド・フォスター、スティーヴ・キプナーによる珠玉のラヴソングです。
47. Lauren Wood『Cat Trick』(1981)

ブルー・アイド・ソウル 都会的 メロウ
私が勝手に”AOR界のネコ娘”と呼んでいるローレン・ウッドのソロ2作目の御紹介です。
ノリのよいオープナー①と、映画”プリティーウーマン”の主題歌⑦は、今は亡き歌姫ニコレット・ラーソンに提供した説明不要の2曲。ロビー・デュプリーとのデュエットの軽快なミディアム④や、アップテンポのロックチューン⑧もいいですね。元クラッキンのリズム隊のバネッタ&チュダコフのプロデュースで、レスリー・スミスやブライアン・レイなど豪華メンバーがローレンをバックアップ。彼女の瑞々しいヴォーカルはいつ聴いても絶品!
“女マイケル・マクドナルド”と形容されるのがよくわかります。ネコ好きのローレンに対してシンパシーを感じてしまうからか、それとも”猫だまし”に引っかけられてか よくラックから取り出してくる1枚です。
48. Nielsen/Pearson『Blind Luck』(1983)

ウエストコースト ハーモニー 爽やか
ダークブルーをバックに陽光が差し込む。そこに佇む男2人。AOR、ブルーアイドソウルに2-Man-Unitは数あれどリード・ニールセンとマーク・ピアソンのブラインド・ラックは王道中の王道,名作中の名作でしょう。
私が学生時代に初CD化され、常に”1軍”メンバーの1枚です。グレイト3の片寄明人氏も絶賛する、爽快なLAロックにブルーアイドソウルのエッセンスをまぶした名盤です。時にToto~マクサス系のように爽快に疾走し、時にペイジズばりの美しいハーモニーを披露してくれます。全体を通しては、元マクサスの2人、マイケル・ランドウのギターとロビー・ブキャナンの鍵盤をサウンドの軸に据え、ヴィニー・カリウタ、もしくはカルロス・ヴェガのドラム、ニール・スチューベンハウスのベースがボトムを支え、間奏、エンドでルカサーのソロが爆発。
②⑤⑧などは見事なソロが聴けますが、個人的にはオープナー①のエンドソロがルカサーの名演、ソロの中でベストだと思います。無人島に持っていく5枚の内(1枚は夢がないので御勘弁を!!)の1枚に入る私のお気に入りの1枚です。
49. The Dukes『Bugatti & Musker』(1982)

ウエストコースト ポップ 隠れた名盤
チャカ・カーンやシーナ・イーストンなどにも楽曲を提供している英国出身の2-Man-Unitのデュークス。その82年作『ブガッティ&マスカー』は、アリフ・マーディン指揮の下、超豪華ミュージシャンがサポートした名盤!ブルー・アイド・ソウルに加えて、ダンサブルなアレンジも盛り込みつつ、メロウな①、④にはやられてしまいます。未聴の方には絶対オススメの1枚。
50. David Pack『Anywhere You Go』(1985)

AOR定番 メロディ 都会的
80年代初頭にピークを迎えたAOR。
しかし80年代半ばには産業ロック、ニュー・ウェーヴなどに浸食され、その勢いを失っていった。
そんな85年にAORファンの溜飲を下げたのが、元アンブロージアのメンバーでもあるデイヴィッド・パックのこの作品。
全体を通して彼の甘いヴォーカルが堪能できます。
パック、マイケル・マクドナルド、ジェイムズ・イングラムの魅惑のトリプル・ヴォーカルが最高のバラード②、ハネたリズムが軽快なミディアム・ナンバーの③、パックのファルセット・ヴォーカルが冴えるメロウなバラード④など好曲目白押しの1枚。
「AORとは?」
大人のためのロックとして生まれた音楽

AORは、日本では1970年代後半から1980年代にかけて広がった、洗練されたロックやポップスを指す言葉として親しまれています。美しいメロディ、心地よいグルーヴ、都会的なアレンジを特徴とし、今も多くの音楽ファンに愛されているジャンルです。
AORの魅力は、ひとつの音楽スタイルだけでは語りきれないところにあります。ウエストコースト・ロックの爽やかさ、ソウルやR&Bのリズム、ジャズやフュージョンの洗練、シンガー・ソングライターならではの繊細なメロディなど、さまざまな要素が自然に溶け合っています。
今回紹介した50枚にも、誰もが知る定番から、知る人ぞ知る隠れた名盤まで、幅広いタイプの作品がそろっています。まずはAORの成り立ちや特徴を知りながら、それぞれのアルバムが持つ魅力をさらに掘り下げてみましょう。
AORの意味と由来
AORという言葉には、主に2つの意味があります。
アメリカでは「Album-Oriented Rock」の略 として使われ、アルバム全体の完成度やラジオでの楽曲編成を重視するロックを指すことがあります。一方、日本の音楽ファンの間では「Adult Oriented Rock」、つまり大人向けの洗練されたロックやポップスという意味で広く定着しました。
日本でAORと呼ばれる音楽は、1970年代後半から80年代にかけての作品を中心に語られることが多く、聴きやすいメロディと高度な演奏、洗練された音作りが大きな魅力です。
たとえば、ボズ・スキャッグスの『Silk Degrees』やボビー・コールドウェルの『Bobby Caldwell』は、ソウルのグルーヴと都会的なサウンドを楽しめる代表的な作品。クリストファー・クロスの『Christopher Cross』は、透明感のある歌声と爽やかなメロディでAORの魅力を伝えてくれます。
同じAORでも、アルバムによってその表情はさまざまです。自分の好みに合った一枚を見つけることが、このジャンルを楽しむ第一歩になります。
『Christopher Cross / Sailing』
AORと呼ばれる音楽の特徴
AORの大きな特徴は、美しいメロディ、洗練されたアレンジ、そして演奏と録音のクオリティの高さです。
耳に残る親しみやすい楽曲でありながら、ギターやキーボードのフレーズ、ベースやドラムが生み出すグルーヴ、コーラスの重なり方など、細かな部分にも聴きどころがあります。
一流のスタジオ・ミュージシャンが参加した作品も多く、楽曲そのものを楽しむだけでなく、演奏やサウンドの作り込みに注目して聴くのもおすすめです。TOTOの『Toto IV』やエアプレイの『Airplay』は、そうした高度な演奏と緻密なアレンジを味わえる作品といえるでしょう。
また、ソウルやR&Bのグルーヴを取り入れた作品もあれば、ジャズやフュージョンのコード感を生かした作品、アコースティックな響きや柔らかな歌声を大切にした作品もあります。
AORという言葉だけで音楽の方向性を限定せず、メロディやリズム、ボーカル、演奏など、自分が惹かれるポイントを探しながら聴いてみてください。
『Airplay / Nothin’ You Can Do About It』
「プレAORとは?」
1970年代前半に生まれたAORのルーツ
AORの魅力をより深く知るなら、その前身にあたる音楽にも注目してみましょう。プレAORと呼ばれるのは、AORという呼び方が定着する以前に生まれ、後のサウンドにつながる特徴を持った音楽です。
1970年代前半には、シンガー・ソングライターやソフト・ロック、ウエストコースト・ロックなどの分野で、柔らかなボーカル、美しいハーモニー、洗練されたアレンジを取り入れた作品が生まれました。
こうした音楽には、後のAORにも通じるメロディの美しさや、肩の力を抜いて聴ける心地よさが感じられます。
今回紹介した50枚のなかでは、ニック・デカロの『Italian Graffiti』が、AORにつながる洗練されたサウンドを知るうえで興味深い一枚です。ソフト・ロックの繊細なアレンジやメロウな響きに惹かれたら、こうした作品からAORのルーツをたどってみるのもよいでしょう。
『Nick DeCaro / All I Want』
AORが人気を集めた1970年代後半〜1980年代
1970年代後半から80年代にかけて、洗練されたサウンドを持つロックやポップスが次々と登場しました。録音や音楽制作の技術が発展し、実力派ミュージシャンやプロデューサー、ソングライターが力を発揮したことも、AORの魅力を形作る要素のひとつです。
ボズ・スキャッグス、TOTO、クリストファー・クロス、ドナルド・フェイゲン、ボビー・コールドウェルなどは、それぞれ異なる個性でAORの世界を彩りました。
爽やかなウエストコースト・サウンドを楽しめる作品もあれば、都会的なソウルやジャズの要素を感じさせる作品、優れた演奏技術を前面に出した作品もあります。シンガー・ソングライターの繊細な表現や、美しいコーラスを堪能できるアルバムも見逃せません。
AORは、単に懐かしい時代の音楽というだけではありません。楽曲の完成度や演奏の心地よさ、細部まで作り込まれたサウンドは、今聴いても新鮮な発見をもたらしてくれます。
50枚の中から気になるアルバムを選び、アーティストごとの個性やサウンドの違いを聴き比べてみてください。
『Donald Fagen / I.G.Y.』
日本独自のジャケットも魅力!
国内盤ならではのアートワークに注目
このままのジャケットだと爽やかさが伝わらないと国内メーカーが判断したのか…、は諸説ですが(笑)
AORでは海外オリジナル盤とは異なる “日本独自のジャケット” が採用された作品が多いのも特徴です。
ここでは音楽だけでなくジャケットの違いも楽しめる作品を紹介します。
どのジャケも、おっさんが爽やかな風景へ…。すみません、言い過ぎましたね(笑)
このギャップも面白いし、ファンなら両方集めたくなるのもコレクター泣かせですね。






AORの名盤を好みから選ぶなら、どのアルバムから聴く?
AORは、聴く時間や場所によっても違った魅力を感じられる音楽です。夜にゆっくり耳を傾けたいとき、夏のドライブを楽しみたいとき、休日にコーヒーを飲みながら過ごしたいとき。それぞれの場面に似合う作品を選ぶのも、AORの楽しみ方のひとつです。
ここでは、前半で紹介した50枚のなかから、シチュエーション別におすすめのアルバムを選びました。気になる場面や気分から、次に聴く一枚を探してみてください。
都会のバーを思わせる、洗練されたAOR

都会的な雰囲気や、ソウル、ジャズ、ファンクのグルーヴを楽しみたいなら、アレンジや演奏に注目してみましょう。落ち着きがありながらも、リズムや音の重なりに華やかさを感じられる作品がよく似合います。
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Steely Dan『Aja』(1977)
ジャズやロック、ファンクの要素を緻密に組み合わせた名盤。洗練された演奏と音作りをじっくり味わえます。 -
Gino Vannelli『Brother to Brother』(1978)
力強いボーカルと高度な演奏、ジャズやファンクの要素が魅力。濃密で都会的なサウンドを楽しみたい人におすすめです。 -
Michael McDonald『If That’s What It Takes』(1982)
ソウルフルな歌声と滑らかなバック・サウンドが印象的。ブルー・アイド・ソウルの魅力を堪能できます。 -
Leon Ware『Leon Ware』(1972)
メロウなソウルとしなやかなグルーヴが魅力。AORにつながる都会的な音楽のルーツを探りたいときにも聴いてほしい一枚です。
休日のコーヒータイムに聴きたいAOR

休日の朝や午後、コーヒーを飲みながらゆったり過ごすなら、柔らかな歌声や温かみのあるメロディが魅力の作品を選んでみましょう。主張しすぎない心地よさがありながら、聴き込むほどに味わいが増すアルバムもAORの魅力です。
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Stephen Bishop『Careless』(1976)
アコースティックな響きと柔らかな歌声が印象的。シンガー・ソングライターらしい繊細さを楽しめます。 -
Paul Davis『Paul Davis』(1980)
親しみやすいメロディと温かなボーカルが魅力。気負わず音楽を楽しみたい休日におすすめです。 -
J.D. Souther『You’re Only Lonely』(1979)
美しいハーモニーと肩の力が抜けた演奏が心地よい作品。穏やかな時間にじっくり聴きたい一枚です。 -
Bill LaBounty『Bill LaBounty』(1982)
滑らかなボーカルと洗練されたアレンジが魅力。爽やかさと落ち着きを兼ね備えたサウンドを楽しめます。
夜の自宅で静かに聴きたいAOR

一日の終わりに自宅でゆっくり音楽を楽しむなら、メロウなサウンドや落ち着いたボーカル、繊細なアレンジが魅力の作品がおすすめです。音量を少し抑えて、メロディや楽器の響きに耳を傾けると、アルバムの細かな魅力も見えてきます。
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Donald Fagen『The Nightfly』(1982)
ジャズやR&Bの要素が溶け合う、都会的で緻密なサウンドが魅力。夜の落ち着いた時間にじっくり聴きたい一枚です。 -
Michael Franks『Sleeping Gypsy』(1977)
柔らかな歌声とジャズ、ボサノヴァの影響を感じさせるアレンジが印象的。穏やかなムードに浸りたいときにぴったりです。 -
Bobby Caldwell『Bobby Caldwell』(1978)
ソウルフルな歌声と洗練されたサウンドが楽しめる作品。しっとりとした雰囲気と親しみやすいメロディを味わえます。 -
Ned Doheny『Hard Candy』(1976)
メロウな歌声と軽やかな演奏が心地よく調和。肩の力を抜いて音楽を楽しみたい夜におすすめです。
夏の海やリゾートで聴きたいAOR

AORには、青い海や夏の風景を思わせる爽やかな作品も数多くあります。軽やかなメロディや開放感のあるサウンドは、夏のドライブや休日のリラックスタイムにもよく似合います。
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Christopher Cross『Christopher Cross』(1979)
透明感のある歌声と美しいメロディが魅力。爽やかで開放的なAORを楽しみたいときにおすすめです。 -
Robbie Dupree『Robbie Dupree』(1980)
ソウルやジャズの要素を取り入れた、軽やかなウエストコースト・サウンドが楽しめます。 -
Tony Sciuto『Island Nights』(1980)
リゾートを思わせる開放感と、肩の力を抜いて聴ける心地よさが魅力。休日の穏やかな時間にもぴったりです。 -
Player『Player』(1977)
「Baby Come Back」をはじめ、耳に残るメロディと爽やかなサウンドが印象的。夏の景色に似合う親しみやすい一枚です。
ドライブで聴きたいAOR

ドライブのお供には、心地よいリズムと耳に残るメロディを持った作品がおすすめです。軽快なグルーヴや躍動感のある演奏が、いつもの道を少し特別な時間にしてくれます。
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Boz Scaggs『Silk Degrees』(1976)
ソウルやファンクのグルーヴと、爽やかなウエストコースト・サウンドが絶妙に融合。ドライブで楽しみたいAORの定番です。 -
TOTO『Toto IV』(1982)
「Rosanna」「Africa」などを収録。高度な演奏とポップな親しみやすさを兼ね備えています。 -
The Doobie Brothers『Minute by Minute』(1978)
バンドの力強さにソウルやR&Bの要素が加わった、グルーヴ感のある作品。リズムを楽しみながら聴きたい一枚です。 -
Airplay『Airplay』(1980)
美しいメロディ、緻密なアレンジ、爽やかなコーラスが魅力。ウエストコースト系AORの洗練されたサウンドを楽しめます。
まとめ|50枚の名盤から、自分に合ったAORを見つけよう

AORには、爽やかなウエストコースト・サウンドから、都会的なソウル、ジャズやフュージョン、シンガー・ソングライター系の作品まで、さまざまな音楽が含まれています。
今回紹介した50枚も、誰もが知る定番から隠れた名盤まで、それぞれ異なる魅力を持っています。美しいメロディに惹かれる人もいれば、ボーカルの表現力や演奏の巧みさ、洗練されたサウンドに魅力を感じる人もいるでしょう。
まずは気になった一枚から聴き始めてみてください。そして、同じアルバムでも、夜にじっくり聴くのか、休日にくつろぎながら聴くのか、ドライブで楽しむのかによって変わる印象にも注目してみましょう。
50枚のなかから自分の好みに合った一枚を見つけ、そこから関連するアーティストやサウンドへと聴く範囲を広げていく。 そんな楽しみ方ができるのも、AORの奥深い魅力です。






















