【本日のオススメ】 Bill Labounty / S.T. (1982)
Bill Labounty / S.T. (1982)
AOR あるあるですが、原盤と日本国内盤とのジャケットの差し替えはファンなら知るところでしょう。今回はジャケットがいくつかある中で、一番インパクトの強いビル・ラバウンティの”落ち武者ジャケット”で有名な彼の82年作の御紹介です。
このムサい(失礼!)ジャケットに関わらず、中身は最高です。
ラス・タイトルマンのタイトなサウンドプロダクションと、Toto勢, デヴィッド・サンボーン, スティーヴ・ガッド, スティーヴン・ビショップなど超一流のスタジオミュージシャンのバックアップにより水をも濡らさぬ完璧なサウンドが展開されています。
リッキー・ピーターソンのカヴァーで知られるオープナー①と、小気味のよいシャッフルとホーンセクションが魅力の⑥。またライヴでもよくプレイされ、ルカサーのソロが冴える③などメロウとアップテンポナンバーのバランスがいいですね。
とはいえ、私が今回語りたいのが昨年亡くなったサンボーンの表現力豊かなアルトサックスです。オープナー①に加え、④での音数は抑えつつも、高音域フラジオレットを巧みに取り入れた味わい深いソロは絶品!
ラバウンティの”ヘタウマ”ヴォーカルも魅力の、完成度の高い捨て曲なしの名盤です。(山口)
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