【コーナー紹介】日本のニューウェーヴ/テクノポップ CD

【コーナー紹介】
シティポップ・リバイバルの熱が相当に浸透したころ、もしかしたら次は日本のテクノポップがくるのではないか?みたいな話がささやかれていませんでしたっけ。

でもそんなことは結局なく、さしあたってJ-FUSIONが来ている!みたいな文言が躍っていたりするし。

というか、次は~が来る!みたいな喧伝もそれはそれでどうなんだろうと思うことがあります。未来の形 知った気でいたい(by FoZZtone) という気持ちも分からないでもないけど……。今、自分が個人的に気になっている音楽を大切にしていきたい。

ということで、そんな流れに乗ることのなかった<日本のニューウェーヴ/テクノポップ>のCDコーナーに触れておこうと思います。

80年代の日本のニューウェーヴ。それは音楽性の坩堝。ロックもフュージョンもプログレも現代音楽も環境音楽もパンクもワールドも混淆してしまう刺激的な実験場。ジャンルの分類が難しい。それがニューウェーヴということなんだと思います。さっきJ-FUSIONという言葉を出しましたが、そこにもクロスオーバーしているし、そもそもYMOだってフュージョン人脈と重なっている。区分はさして意味を成さない。

関連で、アンダーグラウンドの刺激的な作品や、メジャーなアーティストの音楽にも風変わりタッチのものがったりして、それらが”和レアリック”という画期的なキーワードでDJやディガーの間で捉えなおされる機運が高まったことも近年あったことは付け加えておきたいかも。周回した今の耳に新たな響きとして届く音がある。

そんなユニークな音楽が並ぶ当コーナー。どんなものがあるのか見てみましょう。

メジャーなところだと、ムーンライダーズ、ヒカシュー、プラスチックス、サイズ、ハルメンズなど。一風堂のメンバーである土屋正巳と見岳章のソロもありました。

一歩奥へ進みましょう。山口美央子の名作「月姫」、フリージャズとロックがスタイリッシュに衝突する橋本一子「ハイ・エキセントリック」。良いです。

マライア人脈サポートのMarica、三宅純の国籍不明混沌インストに、鈴木惣一朗のEverything Playゆったりセルフタイトル作。インテリア(ズ)の野中英紀のソロは「HEISEI NO OTO」にセレクトされたとライバル~ニューエイジ。謎の宅録ローファイ=Do Moja。この辺り、ちょっと面白い。

葛生千夏と濱田理恵は過去にレコメンド文を書いていますので、宜しければご参考までに。

そして立花ハジメの「Low Powers」。テクノポップのイメージがあるけど、グランジー&パンキッシュ&ロウなロックアルバムでびっくり。ちなみにベースはバッファロー・ドーターの大野由美子で、ボーカルはERIKOなる少女。超格好良!とてもおすすめです。


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この記事を書いた人

A.K.

A.K.

知らない音楽が好きです。
一時期CD期のシティポップをディグしていました。