【本日のオススメ】ドヴォルザーク作曲:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104、他 /エマニュエル・フォイアーマン(チェロ)、レオン・バージン(指揮)、ナショナル・オーケストラル・アソシエーション

 ドヴォルザークのチェロ協奏曲は、コンクールの課題曲にもなったり、チェロ協奏曲の中では広く知られていて、多くのチェリストが録音をしている。その中から、録音は1940年のカーネギーホールのライヴ録音というモノラル録音で必ずしも音質は良いとは言い難いですが、エマニュエル・フォイアーマンが弾いた演奏をご紹介。

 この演奏を同曲の楽譜(チェコ・スプラフォン社の旧ドヴォルザーク全集(?)の大判スコア)を見ながら聴いてみた。チェロソロの譜面に時折「Ossia」として「このように弾いても良い」という箇所が見られ、フォイアーマンは、最も難しいパートを選んで、さも当たり前にすんなりと弾いている。堂々とした重厚な演奏にポルターメをかけた音、ライヴ録音なので聴衆からの拍手も入っていて、臨場感あるかも。

 「森の静けさ Op.68」や「ロンド Op.94」、そしてエルネスト・ブロッホ作曲:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」は1941年のライヴ録音で、こちらも奥行き深い演奏を聴かせてくれている。

 ちなみに、フォイアーマンは、ドヴォルザークのチェロ協奏曲を1928年にドイツのパルロフォン社でタウベ指揮~ベルリン国立歌劇場管弦楽団との共演でも録音をしている。これは、おそらく同曲全曲の世界初録音ではないかと思われます。

また、フォイアーマンは1934年と1936に2度来日して演奏会も開き、日本コロムビアに録音も行っている。

(Haslinger)


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