【本日のオススメ】 The Dukes (Bugatti & Musker) / S.T. (1982)

AOR界には様々な2-Man-Unitが存在しますが、やはりこの英国人2人組の”デュークス”の82年作『ブガッティ&マスカー』に深い思い入れがある方は多いでしょう。
かく言う私もその1人で、CD化されて即購入しかなり聴き込みました。

このデュークスはドミニク・ブガッティとフランク・マスカーによるデュオで、ソングライターチームとして多くのヒットを持っています。その2人が夜のネオンをバックにドレッシーに着飾ったジャケットのイメージ通り、艶やかな都会の夜を彩る名盤です。

まずプロデューサーがジョージ・ベンソンの『ユア・アイズ』や、ホール&オーツの『アバンダンド・ランチョネット』を手掛けたアリフ・マーディン。トルコ系アメリカ人でもある彼はあまり黒人・白人、ウェストコースト・イーストコーストなど分け隔てなく考える人だったようで今作ではLA/NYの混成部隊から成る超豪華なバックを起用。
ジェフ・ポーカロ、ウィル・リーのボトムにギターはルカサー、ポール・ジャクソンJr.、鍵盤は元スタッフのリチャード・ティーやロビー・ブキャナン。ホーンもランディ・ブレッカーなど挙げればきりなし、尺なしのオールスターメンバー(w)。

サウンドはAOR系の中ではブルー・アイド・ソウルというよりもディスコに接近したダンサブルなアレンジが。
⑤、⑥はその典型で、⑥ではリチャード・ティーの角松敏生の『初恋』で披露した様な、鮮やかで弾けるようなピアノソロは必聴。また⑨はチャカ・カーンに提供したファンキーなソウルナンバーの自作自演版。
メロウサイドでは夜のドライヴにマッチするオープナー①が出色。カーウィンドウを滑っていく夜のネオンサインが似合う1曲。
個人的なベストトラックはメランコリックなラヴソング④で美しい歌詞と相まって涙なくしては聴けないほど。

もし未聴という方には是非味わって欲しい、そして若い世代の方に受け継いで欲しいと思える至高の1枚です。(GUSSAN)


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GUSSAN

GUSSAN

70年代から80年代にかけてのAOR~ヨットロック、ウェストコーストサウンドとバスフィッシングをこよなく愛するGUSSANと申します。
我が相棒、フェンダーストラトキャスターと共にAORギターの名演を探求する旅をしています。
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