【本日のオススメ】 Donald Byrd / Donald Byrd & 125th Street, N.Y.C. (1979)



70年代中期に「これからはファンクだわ。」とマイゼル兄弟と作り上げた「Places And Spaces」「Black Byrd」でジャズ・ファンクの礎を作ったドナルド・バード。
そして、70年代後期に「いやいや、次はディスコだわ。」と作り上げたのが本作。

名義変更の理由は色々あるそうだが、レーベル移籍のタイミングで「自分が前に出るよりも他のプレイヤーと一緒にグループとしてプレイしたい、あとボーカルも色んな人とやりたいだわ。」といった意向もあったとされている。

そのジャズ・ファンク期の人気、そしてDJからの支持から考えれば、このディスコ期がスルーされるのも理解できる。実際、本作にはこれといったリード曲がある印象がない。

とはいえ。だ。

それは ”過去のドナルド・バードとの比較と期待” から生まれた見え方であり、”上質なアーバン・ブギーを聴きたいリスナー” からすれば、充分楽しめる内容なのだ。

これぞディスコなアッパー明快ナンバーもあれば、前作までのメロウ・ミドルもしっかりと挟みこむ構成。悪くない。

しかもジャケットはマーヴィンやカーティスのジャケットも手がけたアーニー・バーンズのイカしたデザイン、欲しくなるほどクールだ。
翌年リリースになる「Curtis Mayfield / Something To Believe In」と並べておきたいほどに。(kata)


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この記事を書いた人

kata

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私事ですが、シングル・レコードのジャケットを制作しており、その作品紹介も兼ねたディスクガイド・ブック「WEARECORD」を発行しました。

「この店には何かあるかも」とワクワクしてもらえるようなお店を目指して、SNSとコラムを担当しています。