【コーナー紹介】ECM/ECM NEW SERIESのCD

【コーナー紹介】
当店でECM特集が始まっておよそ10カ月(!)が経ちました。うーん、まさかこんなにロングランになるとは思いもしませんでした。しかもまだストックが控えているので、多分年内は続くことになりそうです。

特集コーナーといってもこれだけ長く展開していたら、もはや常設コーナーと大差ないですよね。でも、忘れないで。<ECM>と<ECM NEW SERIES>の”本来の”CDコーナーがあるということを。

実験音楽やニューエイジ方面を好きな人がECMも聴くイメージがあるし、かと言って本質的にはジャズだし。あと<ECM NEW SERIES>はクラシック音楽のサイドだけど、クラシックエリアに置いたら<ECM>と別々になってしまうものね……。と越境的な音楽性が魅力的なレーベルながら、それゆえ置く場所に悩むこと数回。あちらに移ったりこちらに移ったりして、今はジャズ新入荷の左、ワールドミュージックの末尾に落ち着いています(ここで良いのかな?)。

特集コーナーに並べているCDは約50枚。それと同等のボリュームが店内奥にもあるから、絶対に見逃されたくない!と思っています。

ところで、ECMのレコードは相変わらず人気なのですが、CDの方も要チェックということを声を大にして言いたいところ。CDの紙製スリーヴケースが美麗なジャケットを引き立てていて素敵とか、僅かなノイズでさえ拾うと気になってしまうくらい静謐なECMサウンドはCDとの相性が良いとか、理由はいくつかあります。が、”CDオンリーの傑作も多い”こと、特にこれです。

キース・ジャレットの一生モノの大名盤「The Melody At Night, With You」は後にLP再発されているけど、オリジナルはCDであることを思い出してください。同じくらい素晴らしいジャレット&ヘイデンの「Jasmine」(2010)だってもちろんCDしか出ていない。結構あるんです、CDだけの宝物が。

ということで、今の在庫からCDでだけ聴けるECM作品の中から個人的おすすめを載せておきます。ケニー・ウィーラー、ジョン・テイラー、ノーマ・ウィンストンのUK至宝トリオ=Azimuthの「How It Was Then … Never Again」(1995)。ジャンルの狭間で鳴らされる無比の美はLP時代から変わらず。ジョン・テイラーがピアノのみに集中しているのが本作の特徴で、彼らの凛としたアンサンブルを更に鋭く研いだよう。

LPだけしか見ないなんて勿体ない!CDもどうぞ手に取ってくださいね。


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この記事を書いた人

A.K.

A.K.

知らない音楽が好きです。
一時期CD期のシティポップをディグしていました。