【本日のオススメ】THE VINES/WINNING DAYS(2004)


2000年代初頭、iPodをはじめとするデジタル機器の進化は、TVCMなどのメディアを華やかに彩っていました

GorillazやThe Fratellisらと並び、その時代の先端で鮮烈な印象を残したのが
The Vines でした

当時は、クールな The Strokes や生のブルースを鳴らす The White Stripes が牽引したロック新世紀

その中で、オーストラリアから世界を揺るがした2大巨頭が 同じく当時AppleのCM楽曲で強烈な印象を与えた
JET と今回ご紹介するThe Vinesです

AC/DC直系の王道ロックでスタジアムを沸かせたJETに対し、
2004年の2nd『Winning Days』で独自の進化を遂げたのが彼らでした

iPod、iTunesのCMでも使われた爆発的なガレージパンク「Ride」で見せる破壊衝動と、
タイトルトラック「Winning Days」のビートルズ直系とも言える瑞々しく美しいサイケ・ポップ

この「躁と鬱」の極端なコントラストこそが彼らの真骨頂でした

しかし、JETがスマートに流行を乗りこなす一方で、
ツアー中のメンバー脱退や相次ぐトラブルで完全に戦線離脱したヴァインズは急速に失速

彼らの不在とシンクロするように、時代は Arctic Monkeys らの「踊れるロック」へと移り変わり、
ガレージロックの季節は幕を閉じました

時代を象徴するポップアイコンでありながら、美しくも切ない自壊のドラマを孕んだ悲運の名盤

今聴いてもその初期衝動は全く色褪せていません


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この記事を書いた人

オオノ

オオノ

新旧和洋問わず聴いてます
まだまだ日々勉強中ですー