【本日のオススメ】 リヤルト・ワーグナー:ピアノ作品全集 ピエール・パオロ・ヴィンセンツィ(ピアノ)、フェデリカ・フェラーチ(ピアノ)
リヤルト・ワーグナー:ピアノ作品全集
ピエール・パオロ・ヴィンセンツィ(ピアノ)、フェデリカ・フェラーチ(ピアノ)
オペラ「ニーベルゲンの指輪」や「ニュルンベルクのマイスタージンガー」「パルジファル」などスケールの大きな作品で有名なリヤルト・ワーグナーもピアノ曲をいくつも作曲している。
若い頃は当時の人気オペラ全曲のオーケストラ部分をピアノに編曲したピアノヴォーカルスコアのアルバイトもしたほどなので、ピアノ曲があっても不思議じゃない。
中でも2曲のピアノのためのソナタOp.1とOp.4は、ベートーヴェンの雰囲気をも漂わせる曲想。「大ソナタ」Op.4の3楽章は序奏とメインテーマの間にフーガを挿入して弾いてる録音とフーガの無いバージョンで録音しているピアニストがいる。これはドイツ・ショット社の刊行するリヒャルト・ワーグナー全集のピアノ作品の巻と、この紹介するCDの裏ジャケを見て納得。フーガは後から加筆されたようだ。紹介するCDでは2枚目の最後に「後のバージョン」として3楽章のフーガ付きも追加で収録されている”こだわり”は、さすがBrilliant Classicsレーベル!
他にも演奏時間28分を要する「幻想曲」から数分の小品、ピアノ連弾曲まで、ワグナーの意外な一面を垣間見ることのできるディスクになるかも。
2012年5月録音
(Haslinger)
