本日のオススメ! Nick DeCaro / Italian Graffiti

74年というAOR誕生以前のサウンドながら既にAORのサウンドが展開する先駆的の内容でソフト・ロック好きやジャジー・メロウ好きも虜にする本作。 ジャケも重要ですがそれ以上にお洒落かつ内容の良さゆえに再評価の兆しあり。個人的に一家に一枚クラス…

74年というAOR誕生以前のサウンドながら既にAORのサウンドが展開する先駆的の内容でソフト・ロック好きやジャジー・メロウ好きも虜にする本作。 ジャケも重要ですがそれ以上にお洒落かつ内容の良さゆえに再評価の兆しあり。個人的に一家に一枚クラス…

スカートの澤部渡やオノマトペ大臣も在籍するグループ「トーベヤンソン・ニューヨーク」の一員でもあり、近年はキリンジのアルバムのアートワークも手がけた漫画家・西村ツチカ。 ずば抜けた絵の上手さ、コマ割りの巧みさ、変幻するスタイル、明白に語りすぎ…

アプリケーションの一つとしてのバンド。家具の音楽ならぬ「家電の音楽」。 2次元的感性をたっぷり含みながらも、その記号性には安易に回収されないノンシャランとした態度。 アンディ・サマーズやジョニー・マーを連想するクリーントーンのギターの、実に…

不世出の男性フラメンコ歌手、カマロン・デ・ラ・イスラ、盟友であるパコ・デ・ルシアと度々共演作を録音してますがそのうちの一枚「Arte y Majestad」。メリスマを効かせた情熱的な歌唱が特徴のカンテ・フラメンコですがカマロンの歌唱はやは…

NORIKIYOがリーダーを務めるヒップホップユニットSD JUNKSTAのメンバー BRON-Kの…

メタリカのディスコグラフィ上、退屈な駄作などと評されることの少なくない「Load」。 確かに78分は冗長すぎるきらいがありますが、その悪評を吹き飛ばす魅力が確かに存在すると個人的に思っています。 サザンロックの延長として大太刀で薙ぐアーシー…

メキシコの女性SSW、ナタリア・ラフォルカデの2012年作。非英語圏の人なので埋もれがちですが彼女は間違いなく才媛と言い切れる素晴らしいミュージシャン。自国の作曲家アグスティン・ララの楽曲をチェンバー・ポップ風味にカバー。ジルベルト・ジル、…

本日のオススメ! 9月に入り名作「All These Things」「Walking In The Naked City」のアナログリプレスが出たばかりのK…

ギターカッティングのイントロからもっていかれるハッピー・ソウルの人気曲「Standing In The Way」収録の北欧ソウルの復刻盤。 スパイ・サントラ系のスリリングなジャズ・ファンクからスタートしゾクゾクしますが、ファンクからバラード…

スラッシュの80sをサバイブし、グルーヴ・メタルという新たなゲームの基盤を築いたパンテラの人気作。 スピード感を不殺としギターリフの重量感を御することで底上げされる興奮指数。俗悪との邦題を裏切らないままポップネスの発揮された快楽音楽です。 …

本日のオススメ! 全作コンプリートするほどザ・ジャムは大好きなんですが、初期のパンク期そして後期のブルーアイドソウル期、そしてその中間であるUKロック路線の本作こそがザ・ジャムの最高傑作と言ってしまいたい。 全体にメランコリンクな雰囲気もあ…

アンニュイなウィスパーボイス、沖縄のエスニシティ、フュージョン畑の人物によるポストパンク的空間感覚の編曲。 多面的要素を除かせつつも明後日の方向へは脱線しない品のあるニューウェーヴ歌曲集。それが、密かにかつ確実に一部リスナーを虜にしてきた早…