【本日のオススメ】V.A. / Motown Gold (2001)

昔、今池のシネマテークで観た映画「永遠のモータウン」。

映画自体はモータウンというレーベルのレコーディングに参加した、当時表に名前が出ることのなかったスタジオ・ミュージシャン達の功績にスポットを当てたもの。
※良い映画なのに配信なし😿

映画を観終わるとなるはやでモータウンの音楽をたくさん聴きたかったのでその足で栄のタワーレコードへ向かい買ったコンピがこれ。

先日入荷してきたので久しぶりに再会しましたが、良い選曲ですやっぱり。

このコンピは60年代のシングルをとにかく大量に集めるというシンプルなコンセプト。
高品質な楽曲を量産していた（一方でミュージシャンに対する賃金搾取や印税問題などのダークサイドもありますけど…）頃のモータウンのエネルギー、魅力を伝えるには最適な方法。

家に帰りすぐ再生、ジミー・ラフィンの「恋に破れて」に涙したりグラディス・ナイト&ザ・ピップスの「悲しいうわさ」のベースラインに圧倒されたり、ヴェルべレッツの「ニードル・イン・ア・ヘイスタック」の鞭のようなシャッフルビートに夢中になったり。
どの曲も素晴らしく、かつ初めて聴く曲がほとんどという夢のような時間でした。懐かしい。

モータウンに興味が湧いて数時間しか経っていないわたしを翌日にはモータウンの大ファンに仕立て上げてくれた。 

モータウンのコンピなら世界で一番これが好き。オススメです。(岩井)