【本日のオススメ】Beat Happening / Jamboree (1988)

今さら私がオススメするまでもない大名盤なのですが、長らく当店の棚の中にいるのでご紹介させてください。

インディーやパンクが好きな理由はたくさんありますが、僕が特にグッとくる瞬間は、

「演奏がヘタであればあるほど良い曲」に出会った時。

その究極のバンドがこのBeat Happeningじゃないでしょうか。
(※The Shaggsは例外とします。)

ベース無し、歪んでればOK!なギター、全く声を張らず変なダンスを踊り続けるヴォーカル。

しかし、この
“ショボい演奏でしか輝けない曲”を生み出した、奇跡みたいなセンス。
ここに、インディーの存在価値が詰まってる気がしてならないのです。

このアルバムの中から1曲選ぶとすれば、もちろん”Indian Summer”になるでしょう。
耳にへばりつく、ギリ歌声とは呼べないキャルビンの寝起きヴォイス。
短いメロディーを繰り返し、ギターもドラムもやる気がない(ように感じる)。
なのになんでこんな良い曲になるん?
その背景には、自分はミュージシャンである前に、”パンク・ミュージック・ラヴァー”だというスタンスを感じます。
だって、この曲めっちゃヴェルヴェッツのHeroinみたいだもん。
これはパンク愛だ!

・・・

すみません、ここでちょっと訂正させてください。
ここまで「ビート・ハプニングは演奏がヘタ」みたいに語ってきましたが、あらためてアルバム通して聴くと別に全然下手じゃないかも…。

ってことは、狙ってやったアレンジなのか。
日本で山下達郎がコーラスを重ねまくってた時、オリンピアではBeat Happeningがショボいアレンジを追求してたんですかね。

もしかしたら、彼らの中でもこのテイクは完成形じゃなくて、
今日初めて楽器を触りました!みたいな人がカバーしたとき、はじめて完成を迎えるのかもしれません。

店内BGMで流れている山下達郎を聴きながらそんな妄想をしていました。

持っておいて損はない1枚!80’s~ポップ/ロックコーナーの壁へ追加!
(ノザキ)


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