【本日のオススメ】 Ana Frango Elétrico / Me Chama De Gato Que Eu Sou Sua (2023)

Ana Frango Elétrico / Me Chama De Gato Que Eu Sou Sua (2023)

70年代好きな自分はどうしても金銭と情報脳の理由で現行アーティストは後回しになってしまう。

リリース当時 SNSでソウル好きの方がみんなポストしていて、
タイムラインを見ながら「これだけみんながオススメしてるんだから、さぞかし良いんだろうなー」と思いながら
インパクト大な虎ジャケを覚えていたのですが。

・・・

時はたち、なんらかのタイミングで改めてこの作品を聴いたのですが
「めちゃいいやん。なにこれ…」と。なんで聴かなかったのと自問自答。ああ、お恥ずかしい笑

前作よりも増したホーン・セクションとシンセのポジティヴ・アレンジによりグルーブ強度が上がり
すこぶるパーティー型ディスコティークなナンバーが並ぶ。

ブラジル特有のパーカッシヴな躍動感、優しくキュートな歌声は透明感があり涼し気、その裏で浮遊感のある鳴りによる気持ちよさ。
シンプルに表現すると【フリー・ソウル味のあるブラジリアン・ディスコ】というべきか。

あまりの良さに後追いで過去作も聴いたのですが、前作『Little Electric Chicken Heart(2020年作)』も滅茶苦茶良かった！
こちらはソウル感はほどほどに、内省的なフォーキーさとインディー・ポップとのバランスが抜群で、むしろこちらのほうが好み(おいおい)

とはいえ、こちらは新品ではなく未開封商品なので少々購入しやすい価格となっており、
私同様気にはなっていた方、いまこの虎二匹を捕まえましょう(kata)