【本日のオススメ】Ian Dury And The Blockheads / Mr. Love Pants (1998)

ブロックヘッズとの作品としては前作から17年ぶり。ガン宣告されたイアン・デュ―リーがブロックヘッズに声をかけ病と闘いながら制作、98年にリリースされた本作。
そんな状況にあっても作風は相変わらずで、ヒプノシス創設メンバーのストーム・トーガソンによる間抜けなジャケットもシリアス感ゼロ。

ほんとは1stか2ndを聴いてみたかったが、田舎町の新星堂で見つけることができたのがこのアルバム。
今思えば入荷してくれてただけでもありがたい事だったのかも。
高校生のわたしにはこの音楽が全く分からず、しばらくして売ってしまいました。

その後1st、2ndや「Hit Me with Your Rhythm Stick」、「Reasons to Be Cheerful, Part 3」といった曲にハマり、チャズ・ジャンケルにもハマったけどこのアルバムは再び手に取ることはなかった、というか忘れてました。

先日入荷してきたのを見つけてどんなアルバムだったけか、と思い聴いてみたらめーーーちゃくちゃよかった。

イアン・デューリーまあまあ好きな方で、このアルバム聴いてなかったらぜひ試してみて欲しいのです。
めーーーちゃくちゃ良いっす。

オススメ曲は「Jack Shit George」、「Bed O’ Roses No. 9」あたり。
めちゃくちゃ素直なラブソング「You’re the Why」も◎、奥様に向けてなのかな。

ガン宣告された後にこんなアルバム作っちゃうようなかっこいい大人、めーーーちゃくちゃいいっす。イアン・デューリーかっこいい。大好きです。(岩井)