【本日のオススメ】 Suburbia Suite Evergreen Review / Suburbia Suite Future Antiques (2003)



Suburbia Suite Evergreen Review / Suburbia Suite Future Antiques (2003)

田舎に住んでいた自分にとってディスクガイド本とレンタルCD屋、これが音楽を掘るすべだった若人時代。
そして出会った Fifth Avenue Band のCD。いまだに大好きな1枚に変わりはないのですが、
「このフォーキーでグルーヴィなバンドは他にはないのかな…」
と思いながら名盤発掘隊などのCDを借りてはいたのですが、
まあまあ近いバンドには出くわすものの、しっくりこず。

そんな中、新作レンタル・コーナーにあった当時各レーベルがリリースした『フリー・ソウル』シリーズのコンピレーションたち。

「うわ、めっちゃ自分の好きな感じのバンドがおるやんけ!」

とやっと探していたバンドたちに一気にそして大量に出会えてしまった喜び。アドレナリン大放出の若人、俺。
これはヤバいぞと止まらないレンタルの猛打。軒並み全作借りて好きな曲でMDに編集する日々。

そして満を持してこのディスクガイドの登場。

まああああああああぁぁぁ、ようけ読みましたね。
特に緑の『Evergreen Review』の「Folky Groove」の項目は全作揃えてやろうと必死でしたよ。

本作をきっかけに色々な作品に出合えたし、
「グルーヴ・ミュージック=ブラック・ミュージック」だったのを「それ以外にも粋なグルーヴィ・ミュージックがあるぜよ」とたくさん教えてくれたフリー・ソウルとカフェ・アプレミディたち。
自分の礎を作ったと過言ではないザ・聖典です。

サイズも大きく、ジャケ写とレビューが分離しているので アート本としても見れる美しきディスク・ガイドなので、読まずともパラパラ見るだけでもニヤニヤと至福が味わえます。

しかも希少な当時のイベント・チケット付きでかつ美品。
観覧用としではなく保存用としてもよさそうだし。
お盆休み中では絶対読み切れませんが、それを理由にせずとも是非とも貴方のディスクガイド・コレクションに加えていただきたいです。(kata)


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