【本日のオススメ】Baden Powell / À Vontade (1963)
むかーしむかし、例によって飲んでいましたらブラジル出身の若者と隣になりまして。
音楽好きな方が多くいらっしゃるお店でしたので自然と音楽のお話に。
「ブラジルの音楽聴く〜?なに聴く〜?」と尋ねてきたのでジョアン・ジルベルトはもちろんだしムタンチスとかカエターノ 、ジョルジ・ベンとか、最近の人だとセウ・ジョルジとか〜」みたいなことを答えたところ「古〜っ!」っという‥。
リオデジャネイロから来たという彼はちゃっきちゃきのカリオカっ子、「リオではこんなの流行ってるよー」とファンキをたくさん教えてくれました。※M.I.A.とかが出てくるちょこっと前くらいだった
そして「古いの好きならジョアンもいいけどバーデン・パウエル聴いてみてよ」的な言葉とBaden Powellと書かれたメモをいただき後日中古CDで見つけたのがこれ。
とてもじゃないけどリラックスしては聴けないかっこよさ、フレーズの瑞々しさ、リズムの豊かさ、そして音の良さ!
その全てが1963年とは思えない。
この出会いがなかったらブラジル音楽にがっつり興味が湧くまでずいぶん時間かかったんじゃなかろーかという衝撃の作品でした。
ニューオリンズに惹かれるきっかけとなったドクター・ジョンのガンボ、レゲエならロッカーズ、サルサならファニア諸作。
バーデン・パウエルの本作は最高傑作ではないかもだけど、これらに並ぶ個人的傑作。
音の良さに恐れ入った私はひとまずElencoというレーベル名を手がかりに色々聴きました。あれはほんとに楽しい旅でした。
オススメです。(岩井)
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