【本日のオススメ】The Steve Miller Band / The Joker(1973)



タイトルトラックの「The Jorker」はほんと名曲。

ああ‥いま呑気度が足りてない😞って時はこの曲がよく効きます。

このほっこりした曲調が好きで、あるとき歌詞も読んでみたらめーーちゃくちゃ良くてますます好きになりました。大した事ない曲なんですけど。

1973年のアメリカ。ベトナム戦争からの撤退やウォーターゲート事件。日本では前年にあさま山荘事件とか、そんな時期にヒットしたこの曲の一節。

People talk about me, baby
Say I’m doing you wrong, doing you wrong
Well, don’t you worry, baby, don’t worry
‘Cause I’m right here, right here,
right here, right here at home

‘Cause I’m a picker, I’m a grinner
I’m a lover, and I’m a sinner
I play my music in the sun

I’m a joker, I’m a smoker
I’m a midnight toker
I sure don’t want to hurt no one

「みんなが言う、おまえは間違ってるよって。でも平気、だってぼくは家に居るんだから。

僕はギターを弾く、僕はいつも笑ってる、僕は愛に生きる人で、同時に罪人でもある。太陽の下で音楽を演奏する僕はジョーカー(何するか分からないやつ)であって、真夜中の愛煙家。誰も傷つけたりしたくないと思ってる。」

「家」ってのは単純に安心できる場所、誰に何言われても気にしない心の持ちよう、それから反骨精神みたいなニュアンスも少し含まれてるような気がします。

そんな家がある自分は「好きな時に好きなことをしていて、たまに失敗もしちゃって、そしてただただ誰も傷つけたくないだけの人間なんだ」って共感しかない。みんなそうじゃんって。

自由に生きる隙だらけのモラリスト。
こういう人にわたしはなりたい。

社会派な歌やそっち系のトピックが飛び交うのを横目に作られた気持ちがいいくらいパーソナルな自由を歌ったこの呑気なパーティ・ソング、わたし大大大好きです。

御年81歳のスティーブ・ミラーさん。近年のライブもネットで観れますがこれがまたいいのです。
新年度始まって、GWで一息ついて、またまた頑張るみなさまの次の休日にオススメです。(岩井)


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