【本日のオススメ】 The Futureheads / S.T. (2004)



The Futureheads / S.T. (2004)

昨日の投稿に続き、自分もおすすめポスト・パンクを1枚ご紹介。

クラブ・ミュージックに接近しすぎた90年代後半のオルタナ・シーン。
次に求められたのはそのアンチテーゼとして “ラフでシンプルなロックを”
そして2000年に訪れた「ガレージ・リバイバル」

メジャー界に出現したストロークス、リバティーンズ、ホワイト・ストライプス、マンドゥ・ディアオたち。
その一方まだインディー然として生きていたポスト・パンクもメジャー進出がくる。
2003年、ディスコ・パンクを投下し爆発に成功したThe Rapture、
2004年、個人的に熱かったこのThe Futuereheads、
そして2005年に真打Bloc Partyの登場。

それぞれ気質は違えど、オールド・ロックというよりかは80年代やNWを消化したバンドが現れた。

しかしこのバンドは少し異質だった。
ポストパンクといえどそのクールさやダークさは薄く「すこぶるポップ」が貫かれている。
むちゃポップ、すげーハモる、ウザいくらいに。
じゃあただのポップパンクではないのか?と思いきやそうはいかない。

本家本元ギャング・オブ・フォーのアンディ・ギルがプロデュース(!!)なんで本格派ということは保証済み。
直属という形で継承されたバッキバキに電撃カッティングするギャング・オブ・フォーな剃刀ギター、
そこに徹底された重厚すぎる美旋律ハーモニーの連続。

そのギャング・オブ・フォーの斬れ味をそのまま引き継ぎ、
屈折したアレンジと奇天烈なポップ感を『XTC/White Music』や『Devo/頽廃的美学論』から、
性急な初期衝動とキャッチャーさを『The Jam/In The City』から、
これらのサウンドを2000年代にビルドアップしたような 70年代ポストパンクやネオ・モッズぽいヒネくれパワーポップがこれでもかと炸裂しまくる。

あと恐ろしいのが2000年代には珍しかった異様なスピード感。
つんのめるハイスピード8ビートのラッシュに初期パンク好きは狂喜乱舞したのではなかろうか。

そして単にリバイバルにせずしっかりと90年代オルタナティヴのギターロック経由のメロディがたっているのも重要だ。両者にアピールできるキャッチーさやギター・サウンドも痛快だったのだ。

セカンド以降はパンクさが一気に薄まり興味が無くなってしまったが、このファーストはホントかっこよい。いまだ無性に聴きたくなります。

数ある埋もれてしまった2000年代の作品の中でも、このフューチャーヘッズのファーストとラプチャーのファーストは、自分のフェイバリットとして聴き続けていきたい。(kata)


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