【約70タイトル掲載!】 80年代メタル・レコードの『 どうしてそうなった?!』脱力イラスト・ジャケット集!

CONTENTS

鋼鉄界を突き詰めたイラスト・フリーダム!
80sメタルの愛すべきレコード・ジャケットたち!


※説明不要。越えられない神ジャケ。アザラシと赤い力士は最強アイコン、その名も成田。これは79年なのでスーパー・クラシック確定です。


これぞメタル!な鋼鉄鬼熱ジャケからツッコミどころ満載な脱力ジャケまで、自由奔放にイラストで描かれた80年代HR/HMのレコード・ジャケットを独自のセレクトで約70タイトル集めてみました。
(きりがないので1アーティスト1タイトルにしてます)

ちょっとしたレヴューを持論で添えてますが、あくまでも個人的な見解ですし、かなり主観が強いです笑。
もちろん異論もあると思うので「この人はこんな印象なんだな。ふむふむ。」程度に、大らかな気持ちで見ていただければ幸いです。
ツッコミも 好きゆえにできる「愛あるツッコミ」として楽しんでもらえたらなぁと。大目に見てくださいね。
(先に謝っておきます。ごめんなさい。申し訳ございません。そして許してください。)

【内容の推し度】
 ※ジャケではなく、
  あくまでもサウンドの評価です

 ★★★=オススメ! 
 ★★☆=良い~並
 ★☆☆=聴く人によってはあんまかも

レコードはレアでも再発盤やサブスクで聴ける作品も多々ありますので、このコラムを見てこれらの作品たちを聴くきっかけになってくれたら嬉しいです。

それではそれぞれの項目に分けて紹介していきますね。
まずは有名どころからスタート!




大物、クラシック

Black Sabbath – Heaven And Hell (1980)

【内容の推し度】★★☆
スピード・メタル要素やメロ主体の様式美も打ち出した、ある意味 サバス流正統派メタル路線の頂点。



ジャケに一言:”天使の喫煙” という不良極まりないセンスに憧れすらあった幼少時代俺。

 

Iron Maiden – The Number Of The Beast / 魔力の封印 (1982)

【内容の推し度】★★★
ボーカルがブルース・ディッキンソンに交代し、攻めと哀愁が構成された隙のない初期傑作。


ジャケに一言:正直どれもかっこよいですが1枚代表作を選ぶとなるとこれですかね。

 

Judas Priest – Screaming For Vengeance / 復讐の叫び (1982)

【内容の推し度】★★★
ヘヴィさ、メロディ、文句がつけられない「背徳の掟」と双璧なる名盤。A1からA2の流れは完璧。


ジャケに一言:メタリックさとスピード感をジャケットで表した好例。

 

Dio – Holy Diver / 情念の炎 (1983)

【内容の推し度】★★☆
ディオのメロディアスな側面をいかんなく発揮したファースト・ソロにして代表作。


ジャケに一言:最初見たとき後ろのモンスターがホラーじみてて無茶恐かった思い出。

 

Pantera – Metal Magic (1983)

【内容の推し度】★☆☆
俗にいう全盛期のパンテラのヘヴィネスとは全く違う、正統派メタル・サウンド時代のアルバム。


ジャケに一言:見るたびにどうにかならんかったのかと思う。

 

Loudness – The Law Of Devil’s Land / 魔界典章 (1983)

【内容の推し度】★★☆
UKハード・ロックとプログレ的な要素、そこにスピード・メタルが見えるサード・アルバム。


ジャケに一言:このチープ感が愛らしい。剣でうまく隠しているところもポイントかなと。

 

Ozzy Osbourne – The Ultimate Sin / 罪と罰 (1986)

【内容の推し度】★★☆
かなりキャッチーでポップなナンバーが増え、聴きやすさ重視でありながら賛否の分かれるアルバム。


ジャケに一言:それに比べてこのジョジョ感。

 

Motörhead – Orgasmatron (1986)

【内容の推し度】★★☆
若干オーバー・プロデュースなアルバムだが、いつもの豪快サウンドは健在。隠れ名盤との評価あり。


ジャケに一言:マスコットの名はウォーピッグ。つねに暴走中。

 

Megadeth – Peace Sells… But Who’s Buying? (1986)

【内容の推し度】★★☆
プログレッシヴな転調とテクニカルなプレイをスラッシュ・メタルに持ち込んだメジャー・ファースト。


ジャケに一言:「で、いくら?」

 

Helloween – Keeper Of The Seven Keys – Part I / 守護神伝 第一章 (1987)

【内容の推し度】★★★
第二章と組み合わせてジャーマン・メタルとメロパワの礎を作った金字塔。自分は第二章派ですが笑


ジャケに一言:このジャケットがジャーマンにファンタジー感を生んだようにも思う。

 

Manowar – Kings Of Metal (1988)

【内容の推し度】★★☆
これぞヘヴィ・メタル、これがヘヴィ・メタル、といわんばかりの鋼鉄なエナジーに満ちている代表作。


ジャケに一言:これぞ「漢」!

 



 
 さて。アイドリングは終了。

 ここからが本番です!

 心して挑んでください 笑

 

メタリック系

Torch – Torch / 暗黒からの脱出 (1983)

【内容の推し度】★☆☆
北欧メタルの創世期のアルバム。哀愁ハードの名残あり。知名度のわりに自分はピンときませんでした。


ジャケに一言:近すぎない?

 

Battleaxe – Burn This Town (1983)

【内容の推し度】★★☆
プロト・スラッシュなギターリフとダーティなボーカルが癖になる正統派NWOBHM。


ジャケに一言:このジャケ好きー。

 

Riff Raff – Give The Dead Man Some Water (1983)

【内容の推し度】★★☆
ハスキーなボーカルとキーボードがポイントなメロディアス・メタル。初期ジューダス好き必聴。


ジャケに一言:この鉛筆感と各キャラがいいよネ。

 

Action! – Hot Rox (1984)

【内容の推し度】★☆☆
アメリカン・ロックなポップR&Rと正統派メタルのバランスが独特なハード・ポップ。カチカチちしたサウンド・プロダクションに萌えるけど…。


ジャケに一言:80sアイドルの頭から煙がむちゃ出とる。

 

Y&T – In Rock We Trust (1984)

【内容の推し度】★☆☆
アメリカを意識したキャッチーでストレートなヒット作。ポップすぎるとの評価もあり。


ジャケに一言:もう眩しすぎるよ。この突き抜け感に完敗。

 

Chinawite – Run For Cover (1984)

【内容の推し度】★☆☆
ほどよい美メロなNWOBHMサウンドで、ハードポップな印象もあり。Voの青さが気になる。


ジャケに一言:この時代のバイオハザードといえばこれ。

 

Victim – Power Hungry (1984)

【内容の推し度】★★☆
LAメタルぽさもある、エネルギッシュで暴れ舞うハイトーンとギターソロなスピード・メタル。スカスカだが疾走感はなかなか。


ジャケに一言:大好きな色鉛筆シリーズ♪ 弦は綺麗にとってあるのね。

 

Living Death – Metal Revolution (1985)

【内容の推し度】★★★
ハイトーン・ボーカルがつんざく「最速・最狂」と称される高速ジャーマン・スラッシュ。レベル高いし楽しめる。


ジャケに一言:半目…。

 

Drýsill – Welcome To The Show (1985)

【内容の推し度】★☆☆
ピュアな純メタル好きにカルト的人気のある自主盤。Voはなかなか上手いがサウンドトーンは少しダーク。サウンド・プロダクションが甘い。


ジャケに一言:元彼のTATOO。

 

Razor – Executioner’s Song (1985)

【内容の推し度】★★★
重すぎず切れ味重視、通のスラッシュ好きから評価の高いハードコア寄りのファスト・スラッシュ。モーターヘッド好きもいけそう。


ジャケに一言:(テロリーン♪) お爺ちゃんは斧ギターを手に入れた。

 

Crystal Knight – Crystal Knight (1985)

【内容の推し度】★★☆
キャッチーなリフとキーボードもグッドな、メロディアス正統派メタル。ミドル・ヘヴィ多めだが悪くない。


ジャケに一言:この脱力感はなかなかのレベルです。まじで。

 

Scavenger – Battlefields (1985)

【内容の推し度】★★☆
ギターの切れ味もなかなか、スピード曲とミドル曲のバランスもよし。北欧パワー・メタルの好盤。


ジャケに一言:「長袖をください。」

 

Warfare – Metal Anarchy (1985)

【内容の推し度】★★☆
ヴェノム、タンク直径なパンキッシュで豪快さに胸熱!突撃型ですがVoは意外に歌えるしGソロも弾きまくるハード・スピード・メタル。


ジャケに一言:「35億♪」

 

Cities – Annihilation Absolute / 暗黒の戦い (1987)

【内容の推し度】★★★
聴けば直観で「これはレベル高いな」と思うであろうストレートな正統派メタル・アルバム。


ジャケに一言:ソバージュと世紀末感。完璧です。

 

Armored Saint – Raising Fear (1987)

【内容の推し度】★★☆
アンスラックスに一時期在席したジョン・ブッシュのパワフルなボーカルも熱いUSパワー・メタル。ミドル・ヘヴィの聴かせる歌物が多い。


ジャケに一言:「あちゃー。俺でるとこ間違えたかもしれん(汗)」

 

Fast Kutz – Burnin’ (1987)

【内容の推し度】★★★
ロウでエネルギッシュ、アルバム構成も良く、NWOBHMとスラッシュの中間的サウンドです。Voも曲レベルも高め。どの曲も安定しています。


ジャケに一言:なんか、かっこよ。

 

Deathrow – Raging Steel (1987)

【内容の推し度】★★★
テクニカルでありつつも、やけくそなハイパワーさも痛快!少しだけメロのあるハイスピード・スラッシュ。乾いたドラムもかなり良い。これは好き。


ジャケに一言:最強のビーチフラッグ選手、出素郎!

 

Manzano – Manzano (1988)

【内容の推し度】★★☆
「Judas Priestのスペイン版」とも称される、高速リフとコーラスが魅了的な美メロ・メタル。キャッチーだし80s好きのツボはちゃんと抑えてる。


ジャケに一言:観光地で自撮り感がイイネ👍

 まだまだ続くでーーーー