【店員の一口メモ】常設の「シネフィル特集」のこと。

【店員の一口メモ】
現在「シネフィルDVD特集」をコーナーで展開中ですが、常設のDVDコーナーにも同様の仕切りがあります。

あれはいつだったか、ミニシアターで上映されるような、映画好きの人なら目を爛々に輝かせたくなるラインナップの映像ソフトがたくさん入ったことがあったのです。

その折にこの仕切りを作りまして、以降そういったDVDやブルーレイを見つけては追加してきました。

今の状態を写真に撮ってみましたが、手ごたえのあるタイトルが残っているなあ、と思うのでぜひ折々ご覧いただく。

気になるものをピックアップするにも全部です!となってしまいそうなので、例えばこんなものもありますよ、というものを数点ご紹介。

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アラン・ロブ=グリエのボックス。「ヨーロッパ横断特急」含む初期3作が収録。溶けだす物語の輪郭。刺激的。

ハリポタのアズカバンの監督でもあるキュアロンのモノクロームの自叙伝的「ROMA」。Netflixオリジナル、美しい画面。

黒沢清「蛇の道」。去年自身でリメイクされましたが、こちらは98年の最初。

「ダウン・バイ・ロー」。ジャームッシュの代表作であり、音楽好きとしても見逃せない(トム・ウェイツとジョン・ルーリー)1本。

セリーヌ・シアマ「燃ゆる女の肖像」。近年作もありますよ。

ベルイマンの約5時間の大作(元はTVシリーズ)「ある結婚の風景」。現在も変わらぬジェンダーの問題を炙り出します。

ライ・クーダーの茫洋としたサントラも素晴らしいヴェンダース「パリ、テキサス」。主人公トラヴィスが往く道、それはアメリカの原風景。

そして俳優のチャールズ・ロートンがこの唯一作を撮ったことで映画監督の殿堂に入った「狩人の夜」。LOVE/HATE。子供の無力感。迫る恐怖。

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これらの他にも粒ぞろいの作品ばかり。普段見ないタイプなんだけど……という方も新しい扉が開くかもしれませんよ。


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