本日のオススメ! NATALIA LAFOURCADE

メキシコの女性SSW、ナタリア・ラフォルカデの2012年作。非英語圏の人なので埋もれがちですが彼女は間違いなく才媛と言い切れる素晴らしいミュージシャン。自国の作曲家アグスティン・ララの楽曲をチェンバー・ポップ風味にカバー。ジルベルト・ジル、…
メキシコの女性SSW、ナタリア・ラフォルカデの2012年作。非英語圏の人なので埋もれがちですが彼女は間違いなく才媛と言い切れる素晴らしいミュージシャン。自国の作曲家アグスティン・ララの楽曲をチェンバー・ポップ風味にカバー。ジルベルト・ジル、…
メタリカのディスコグラフィ上、退屈な駄作などと評されることの少なくない「Load」。 確かに78分は冗長すぎるきらいがありますが、その悪評を吹き飛ばす魅力が確かに存在すると個人的に思っています。 サザンロックの延長として大太刀で薙ぐアーシー…
おしゃれアカデミズム。90年代ライトメロウ聖典。後追いCDディガーの夢。3人組ユニットPlatinum900の唯一のフルアルバム。 CTI、レア・グルーヴ、ブラジル…アシッドジャズを盛り皿にアレンジした完成度の高いサウンド。それをあくまで歌…
NORIKIYOがリーダーを務めるヒップホップユニットSD JUNKSTAのメンバー BRON-Kの…
本日のオススメ! 快適音楽を標榜し、数多くの作品を職人として送り出し続けるゴンチチ。 初期は実験的なニューウェーヴの人脈も参加した、いわゆる和レアリックなサウンドが目白押しなのです。 心地良いアコギと超自然的打ち込みが対照を成し、シュルレア…
不世出の男性フラメンコ歌手、カマロン・デ・ラ・イスラ、盟友であるパコ・デ・ルシアと度々共演作を録音してますがそのうちの一枚「Arte y Majestad」。メリスマを効かせた情熱的な歌唱が特徴のカンテ・フラメンコですがカマロンの歌唱はやは…
本日のオススメ! 近年の環境音楽再評価に伴い、国産ニューエイジの人気盤となった矢吹紫帆の1st。 クラシックを素養に持つことが伺えるメロディ。時に翳りを帯び、時には荘厳に。瞑想の森を歩き、軽やかな花畑を抜けて宇宙へ。シンセサイザーによるミク…
アプリケーションの一つとしてのバンド。家具の音楽ならぬ「家電の音楽」。 2次元的感性をたっぷり含みながらも、その記号性には安易に回収されないノンシャランとした態度。 アンディ・サマーズやジョニー・マーを連想するクリーントーンのギターの、実に…
本日のオススメ! 哀愁を帯びた旋律はまるで演歌? 日本から離れたエチオピアで響く、知らないのに懐かしい不思議な音楽、エチオ・ジャズ。 このジャンルの草分けである人物がムラトゥ・アシュタケです。 土の匂いがするブラス、異国のリズム。レア・グル…
スカートの澤部渡やオノマトペ大臣も在籍するグループ「トーベヤンソン・ニューヨーク」の一員でもあり、近年はキリンジのアルバムのアートワークも手がけた漫画家・西村ツチカ。 ずば抜けた絵の上手さ、コマ割りの巧みさ、変幻するスタイル、明白に語りすぎ…
2000年代ジャジー・ヒップホップの隠れた逸品。 メロウなフェンダーローズと手数の多いファンキードラムス、そこに感情のままラップをのせる生音バンドのセッションスタイル。 インストが多めな事もあり「ジャズファンクにラップしてみた」的なシャレて…
74年というAOR誕生以前のサウンドながら既にAORのサウンドが展開する先駆的の内容でソフト・ロック好きやジャジー・メロウ好きも虜にする本作。 ジャケも重要ですがそれ以上にお洒落かつ内容の良さゆえに再評価の兆しあり。個人的に一家に一枚クラス…